ニュージーランドで農場を経営する一家が、大岩のそばで1頭の羊が不自然に佇んでいるのを見つけた。何かあるのかと岩の周囲を確認したが何も見つけられずその場を去ろうとしたが、なんとなく岩の下が怪しいと感じて掘り返すと、2メートルの深さの穴の中に子羊が閉じ込められていた。一家の息子が穴に潜って子羊を救出したが、彼らは「第六感が働いた」と明かしている。『The Mirror』などが伝えた。
ニュージーランド北島のワイトモ近郊に住むコールバン・ドニーズさん(Corban Denize、14)は先月29日、農場を経営する父親のブレンダン・ドニーズさん(Brendan Denize、46)と姉のケイティ・ドニーズさん(Katie Denize、17)と一緒にいた。
すると近くにいた祖父のグレームさん(Graeme Denize)が「雌の羊が岩のそばにずっといる」と不思議な行動をする1頭を心配した。コールバンさんは父や姉と共に懐中電灯で隙間から岩の下にある穴を照らし、羊の声を真似て呼び掛けてみたが何の反応も無かったので、羊は気まぐれで岩のそばで佇んでおり、祖父の杞憂だろうと考えてその場を後にしようとした。
ブレンダンさんによると、その時3人は「第六感が働いた」そうで、何かに引き寄せられるように再び大岩のある場所へ戻ってきた。そして岩の下にある穴の隙間を広げるために農具のすきを使って掘り始め、肩が通るほど穴が大きくなると、コールバンさんは衝動的に穴の中に入っていった。
コールバンさんは足首を掴んでもらう形で、頭から逆さまになるようにして深さおよそ7フィート(約2.1メートル)の穴に入っていったが、