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writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】藤原竜也、写真でとびきりの笑顔のワケ 松山ケンイチ「見たことない表情」「自然に笑えない」

藤原も「そんな感じに見えますけどね」と応じた。約20分の長いシーンのため藤原が松山に打ち合わせを提案したそうで「普段あまり映画の現場でそういうふうに言ってくれる俳優さんっていないんですよね」という松山は「ありがたかったし、竜也さんの演技に殴られる準備ができましたね」と振り返る。このシーンの後は2人ともエネルギーを使い果たしてぐったりして動けず、3時間ぐらい現場にいたそうだ。藤原は絶海の孤島を舞台に島を訪れた元受刑者のサイコキラーを誤って殺してしまう好青年・泉圭太を、松山は圭太の幼馴染で死体隠しに協力する猟師・田辺純を演じた。

松山ケンイチも見たことがないという藤原竜也の笑顔を永瀬正敏が撮影 (C)Masatoshi Nagase

また永瀬が撮影した藤原竜也の笑顔の写真が紹介されると、藤原演じる圭太の妻役の黒木華は「この笑顔があるときは本当に幸せで。可愛い娘もいて。私が皆さんがどうなっているか知らない役どころですが、こういうこと(島を守るために秘密)を背負いながら家族を持っていたんだなと、素敵な旦那さんを持てたな…」と感慨深げに語ったが、藤原はこの笑顔のワケを告白。「永瀬さんに呼ばれるんですよ、『ちょっと来て』って。『スマイルプロジェクトをやっているから、ちょっと笑ってみてくれる?』と。ガチでいかないと怒られるかなと思って、めちゃくちゃ笑うようにさせてもらいました」と先輩の永瀬からの頼みだったため、とびきりの笑顔を見せたと種明かしした。

永瀬正敏にカメラを向けられた松山ケンイチはこの表情(C)Masatoshi Nagase

この後、松山ケンイチの笑顔の写真も投影されたが、松山は「永瀬さんを見て育ってきたので、そういう尊敬する俳優に撮っていただけるのは本当に幸せなことなんですよね。自然に笑えないんですよ、永瀬さんの前なんで」と永瀬への敬意を表して、藤原と自身の笑顔について「今までに見たことない表情をしているなと感じました」とコメントした。15年ぶりにがっつり共演した藤原と松山だが、藤原は「スタッフに対しても発言して現場も回してくれる」と松山を有り難い存在だといい、松山は藤原を「(演技の)圧がすごい。セリフでパンチされているような気がする」と話し、互いに信頼しているようだが、その松山にしても見たことがない藤原の貴重な笑顔ということになる。

藤原竜也と松山ケンイチが笑う写真も撮っていた永瀬正敏

そんな2人と同じく死体隠しに手を染める新米警察官・守屋真一郎役の神木隆之介は「僕は基本的にお兄さん2人についていく」と藤原と松山を頼りにしているそうだ。さて神木は藤原と松山にカメラを向けられたら自然に笑うことができるのだろうか。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

永瀬正敏が撮った神木隆之介の笑顔(C)Masatoshi Nagase

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