海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】浜辺で瀕死のアザラシを群衆が取り囲む 投石や至近距離での自撮りも(英)<動画あり>

今回の件を「間違いなく状況を悪化させた」と嘆きこのように語っている。

「人々は石を拾ってアザラシに投げつけていました。それがアザラシを起き上がらせるためなのか何だったのかは分かりません。警察官は常に人々にアザラシから離れるように注意する必要がありました。群衆はアザラシから1フィート(約30センチ)ほどの近さにいました。」

「彼らには『アザラシをそっとしておいて休ませておこう』という気持ちが微塵もありませんでした。彼らはただ写真を撮りたいだけで、アザラシと一緒に子供の写真を撮ることしか考えていなかったのです。そして午後4時半頃、アザラシは自ら水際に戻りそのまま潮に流されてしまいました。多分そのまま死んだものと思われます。」

中には石を投げつける人も(画像は『RSPCA Frontline 2021年10月26日付Twitter「#GreatYarmouth more thoughtless humans approaching,」』のスクリーンショット)

また英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、瀕死のアザラシの動画をTwitterに投稿し「近づかないように」と訴えた。RSPCAのスポークスマンは、死を目前にした瀕死のアザラシにとって群衆の自撮りや投石がいかに恐ろしく苦痛を感じることだったかを訴えるために、人々にこう注意を呼びかけている。

「このような瀕死の状態にある可哀想な動物に近づくことは、彼らに大きな苦痛を与える可能性が高いのです。一般の人々が野生のアザラシに近づかないようにするということが非常に重要なのです。」

画像は『RSPCA Frontline 2021年10月26日付Twitter「#GreatYarmouth more thoughtless humans approaching,」「Warning Graphic Footage」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

弱っているなかで人間に囲まれ恐ろしい思いをしたまま死んでいったアザラシ(画像は『RSPCA Frontline 2021年10月26日付Twitter「Warning Graphic Footage」』のスクリーンショット)

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