海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】母親とはぐれた赤ちゃんアザラシ、集まってきた人々によるストレスで死ぬ(露)

2017年にスペインで母親とはぐれたイルカの赤ちゃんが海水浴客に囲まれ、触られるなどして命を落としたが、今度はロシアの海岸でアザラシの赤ちゃんが同じ目に遭ってしまった。治療を行った獣医は「群衆から受けたストレスにより死んだ」と話している。『Mirror』などが伝えた。

ロシアのハサン地区にあるザルビノの海岸で現地時間5日、生後5~7日と見られるアザラシの赤ちゃんが浜辺に打ち上げられたまま身動きが取れなくなっていた。アザラシは母親とはぐれたようだが、その周りにはアザラシと一緒に写真を撮ったり撫でようとする人が集まりだした。

アザラシは近寄ってくる人に怯えた様子で叫び声をあげて威嚇していた。その数時間後、地元の「海棲哺乳類リハビリセンター」によってアザラシは保護されたが、同センターのスタッフは当時のことをこのように語っている。

「アザラシの母親は水辺からこの赤ちゃんに向かって鳴き、呼び戻そうとしたようです。しかし既に群衆が取り囲んでいる状態でした。母アザラシは数時間ほど近くにいて2度ほど赤ちゃんアザラシの匂いを嗅いだようですが、夕暮れ時になるとこの子を置いて去ってしまったのです。」

保護されたアザラシは弱ったまま同センターに運ばれた。アザラシは“ネリー(Nelly)”と名前が付けられ治療を受けたものの、

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