エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】五輪開会式ピクトグラム演じたGABEZ「やってよかった」 ゆりやんや未来のエンターテイナーにパントマイム指導も

「この技術を使って、一番大事なのは自分の心を動かすこと。だからこそ相手にそれがどういうものかを伝えることができる」と訴える。そして「『このロープの先に何があるんだろう』って見ている人に感じさせて初めてパントマイムになる」「気持ちに技術をのせるから卓越したエンターテインメントになる」と熱弁し、続けてMASAも「表現するには、自分の気持ちが大事」「日常から心を動かす思考を作っておいた方がいいと思う」とアドバイスした。

受講生に熱心に指導するGABEZ

実際に受講者が「ドアを開ける」「目の前に冷たい壁がある」「目の前のガラスの向こうにとても欲しい物がある」などのパントマイムに挑戦したり、GABEZの2人が質問に答えたりしたが、同日にNSCのオープンスクールで特別講義を行ったゆりやんレトリィバァにGABEZがパントマイムをレクチャーすることに。ゆりやんは「ロープ」に挑戦することになったが、MASAが「握る」「離す」「引っ張る」「引っ張られる」とポイントを教えて実演すると、「わぁ~!」とゆりやんも大興奮。続いてゆりやんがパントマイムにトライするとMASAが「上手!」「本当に上手!」と声をかけ、hitoshiも「全然形になっている。びっくりした」と感心し、ゆりやんも「コントに使えます」と喜んでいた。

ゆりやんレトリィバァとロープの引っ張り合いをするMASA

東京五輪の開会式の反響については「ツイッターのフォロワーが1万人いきました。そこからまた減ったんですけど…」とMASA。周りから「すごかったです」「面白かったです」「感動しました」と言葉をかけられて、「やってよかった」としみじみ語った。さらに「コンビでやったので達成感を2人で味わえて本当に良かったです」と感謝した。今回約1時間の講義を終えて「人に教えるというのは、自分に再確認したり、自分も成長するような気がするのでまたやりたい」とまだまだ芸磨きに貪欲なMASA。多くの人が見た五輪のピクトグラムを演じて「1個名刺ができた」とも語っていたが、今後“名刺”は増えていきそうだ。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

「気持ちが大事」とMASA

「一番大事なのは自分の心を動かすこと」とhitoshi

講義を終えて合流したGABEZとゆりやんレトリィバァ

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