この夏に開催された「2020東京五輪」の開会式で話題となったピクトグラム。海外でも称賛の声があがっていたが、これを演じたパントマイマーコンビのGABEZ(ガベジ)が10日、未来のエンターテイナーたちに特別講義を行った。熱くパントマイムの極意を教えたGABEZは、ピン芸人のゆりやんレトリィバァにもパントマイムを直接指導。また開会式の反響も明かした。
吉本興業による「よしもとアカデミー」は今年4月、「NSC(吉本総合芸能学院)」に「クリエイティブ」「パフォーミング」「デジタルエンタテインメント」の3つの養成所と「吉本興業高等学院」を加えた5校体制で開校した。そのYPA(よしもとパフォーミングアカデミー)のオープンスクールに、この夏、大バズりしたパントマイマー・GABEZ(MASA・hitoshi)が登場した。これまでに日本だけでなくアジア、ヨーロッパ、オセアニアの世界各国で公演を実施し、2018年に中国での単独公演数が100回を突破。さらに2019年にはニュージーランドで1か月23公演にわたるロングラン公演も成し遂げている。
受講者を前に、MASA(まさ)が「ピクトグラムでポーズを私がやらせていただきまして、相方が“白子くん”となってサポーティングをやらせていただきました」と自己紹介したGABEZ。パントマイム初心者の受講者たちに、2人は「パントマイムとは何か?」といったことから話し出した。パントマイムでよく知られるものに、まるでロープが存在するかのように引っ張ったり、引っ張られたりする「ロープ」があるが、それは単にパントマイムの技術の1つに過ぎないという。これをhitoshi(ひとし)は「リフティングやって『サッカー上手いね』という感覚」とたとえて、