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writer : flynn

【海外発!Breaking News】保育園の庭を見つめるホワイトタイガー 隣人の巨大なペットに園や保護者も困惑(南ア)

同団体は野生動物の所有権に関する許可を発行する責任はなく、ハウテン州農業農村開発省下にある自然保護部門が担当しているとのこと。彼らは近隣の学校から子供の安全が脅かされているという報告を受けたので調査し飼い主に警告したものの、それ以外は何もできないそうだ。

一方で動物福祉団体「Four Paws」のディレクターであるフィオナ・マイルズさん(Fiona Miles)によると、トラは絶滅の危機にあるものの南アフリカの法律ではほとんど保護されていないという。現在、南アフリカには1500頭ほどのトラがいるが、ハウテン州では個人で飼育しているケースが多いそうだ。ただし犬のように散歩させて他の犬と遊ぶといった社交的な行動はできず、適切な安全措置を取らなければ「住民に危害を加える可能性が非常に高い」とマイルズさんは警告する。

なおホワイトタイガーを飼育しているクルーガーさんらは、敷地内で外来種を育てる規則をすべて順守しており「何ら法律違反をしているわけではない」と弁護士を通して述べている。

サルも飼われているもよう(画像は『annelinemattkruger 2021年10月3日付TikTok』のスクリーンショット)

この件が南アフリカのニュースチャンネル『eNCA』で報道されると、「野生動物の本能が現われた時、飼い主はどう責任を取るつもりだ」「動物は野生で暮らすのが一番」といった意見があがっている。

画像は『TimesLIVE 2021年10月1日付「Crèche children ‘terrified’ of tigers next door, but it seems no laws broken」』『annelinemattkruger 2021年10月6日付TikTok、2021年10月3日付TikTok、2021年9月26日付TikTok』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

2頭のホワイトタイガーを連れて散歩も(画像は『annelinemattkruger 2021年9月26日付TikTok』のスクリーンショット)

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