ケイトリンさんは数日後に新たな動画を投稿し「818 Tequila」のオフィシャルアカウントから直接メッセージが届き、お詫びとして新しいテキーラ3本とオリジナルジャケットが送られてきたことを明かした。
このケンダルのテキーラには、発売当初から多くの批判の声があがっていた。ケンダル自身が広告モデルを務めたが、「メキシコの文化をバカにしている」とSNSでバッシングが相次いでしまった。
問題になった広告は、ケンダルがメキシコの農家でカウボーイハットにおさげ姿でテキーラを飲んでいるものだったが、アメリカ人であるケンダルがメキシコ人の格好をしたことが“文化の盗用”だと指摘されたのだ。
「この広告のケンダル、わざと肌を黒く塗ってない? メキシコ人って肌が黒いって嫌味?」
「おさげでカウボーイハットなんて今、そんな格好している人いませんけど。変なイメージを植え付けないでほしいわ。」
またメキシコにゆかりのないケンダルがテキーラで儲けて、メキシコのテキーラ会社の売上を下げてしまうこと、そしてコロナ禍にもかかわらず発売を記念したパーティーを開いたことなどにも批判が集まっていた。
しかし売り上げは好調のようで、テキーラを発売している会社の代表者マイク・ノビー氏(Mike Novy)は『The Spirits Business』のインタビューに応じ、このように話している。
「発売を開始した最初の週は、2日から1週間でほとんどのお店で売り切れました。」
「私たちが2年間で売ろうと思っていた数を、発売開始2か月で超えることができたんです。」
画像は『Kendall 2021年5月17日付Instagram「you can get yours tomorrow in Cali」、2021年5月24日付Instagram「the other night」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)