海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】 井戸の底から鳴き声が 1週間以上も行方不明だった猫が見つかる(英)

フリーは水の上にあった小さな出っ張りの部分にかろうじて身をのせており、水に浸かって体力が奪われてしまう状況からは逃れていた。また井戸は落下防止のために鉄格子でフタがされていたが、猫が通れるだけの隙間があったようでフリーはそこから転落してしまったようだ。

フレイヤさんとキールさんは何とかフリーを引き上げようとしたが、6メートルの深さと鉄格子のフタのせいで困難を極めた。そこで消防隊に通報して助けを求めた。

フリーが転落した深さ6メートルもある井戸(画像は『Irish News 2021年5月5日付「Cat missing for 10 days rescued from 20-foot well」(Freya Hill/PA)』のスクリーンショット)

現場に到着した消防隊は専用の器具で鉄格子を切断し、1人がはしごを使って狭い井戸の底へ降りていった。そしてフリーの近くまで降下してキャットフードを使っておびき寄せると、抱きかかえて地上の飼い主へ手渡すことができた。

救出直後のフリーは弱っている様子だったが、体を温めてエサを食べるとすぐに回復したそうだ。

狭い井戸をはしごで降りる消防隊員と救出されたばかりのフリー(画像は『Northamptonshire Fire and Rescue Service 2021年5月5日付Facebook「Crews from Northamptonshire Fire and Rescue Service were called today」』のスクリーンショット)

フレイヤさんは「フリーが無事に帰ってきて安心しました。元気になったフリーは、まるで何事もなかったように平然と過ごしていますよ。消防隊の皆さんには本当に感謝しています」とフリーの無事を喜んだ。

ちなみにフレイヤさんの家では、フリーの他に“ミスター・コズワース(Mr Codsworth)”と“マック(Mac)”というきょうだい猫を飼っており、フリーが姿を見せなくなると2匹は困惑した様子を見せたという。

「2匹はフリーが帰ってくると、体を温めて乾かすのを手伝っていました」とフレイヤさんは明かしており、2匹もフリーとの再会を喜んだようだ。

画像は『Irish News 2021年5月5日付「Cat missing for 10 days rescued from 20-foot well」(Freya Hill/PA)』『Northamptonshire Fire and Rescue Service 2021年5月5日付Facebook「Crews from Northamptonshire Fire and Rescue Service were called today」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

何事もなかったかのようにきょうだい達とリラックスするフリー(画像は『Irish News 2021年5月5日付「Cat missing for 10 days rescued from 20-foot well」(Freya Hill/PA)』のスクリーンショット)

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