イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】ドレイク、ザ・ウィークエンドのグラミー賞落選で「レコーディング・アカデミー」を痛烈批判

「レコーディング・アカデミー」の古い体制について自身の見解を次のように綴った。

「心に訴える素晴らしい音楽と(審査や選考を通じて決められる)アワード、この2つの間にある“ズレ”に毎年不快にさせられるのは、もうやめにするべきだと思う。かつて“最高の栄誉”と崇められたアワードは、今日、そして後世のアーティスト達にとって、もはや何の意味も持たないかもしれないことを受け入れよう。」

ドレイクは「レコーディング・アカデミー」の選考結果が世間の声を反映していないと訴えたうえで、同組織の古い体制は「こちらは関係の修復を望んでいるのに、いつまでたってもやり方を変えてくれようとしない親戚と似たようなもの」と猛烈に批判したのだ。

ドレイクが綴った「レコーディング・アカデミー」への長文(画像は『champagnepapi 2020年11月25日付Instagram』のスクリーンショット)

『Heartless』『Blinding Lights』が全米シングル・チャートで首位を獲得し、『After Hours』が全米アルバム・チャート初登場1位、4週連続首位の偉業を達成したザ・ウィークエンドについては、ドレイク自身も「最優秀楽曲賞あるいは最優秀アルバム賞のノミネートは確実」と予測していたという。そんななかでのザ・ウィークエンドのまさかの落選には「自分の予測通りになることは一度だってないんだ」と落胆を隠せないようだ。

ちなみに今回のノミネートに関しては、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞や最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス賞などポップ&カントリーの4つのカテゴリーでノミネートされたジャスティン・ビーバーが、自身のアルバム『Changes』は「ポップアルバムではなくR&Bアルバムだ」とカテゴリー分類に関する不満をぶちまけたほか、女性シンガーのテヤナ・テイラーが、R&Bアルバムのカテゴリーに女性のノミネートが皆無であることに苦言を呈すなど、ザ・ウィークエンド以外にも「レコーディング・アカデミー」に物申すアーティストが続出する結果となった。

このような状況を受けてドレイクはグラミー賞には早々に見切りをつけたようで、Instagramストーリーへの投稿を「時間をかけて次世代に受け継いでいける、何か新しい形を始めるのにまたとないタイミング」であると締めくくっている。

画像2、3枚目は『champagnepapi 2020年11月25日付Instagram』『The Weeknd 2020年11月24日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

「グラミーは相変わらず腐ってる」ザ・ウィークエンドの投稿に265万件超の「いいね!」(画像は『The Weeknd 2020年11月24日付Instagram』のスクリーンショット)

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