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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】精神疾患を抱える女子生徒にプロム参加を禁じた学校 母親が激怒(英)

ライザさんは翌日に号泣したという。隔離されることによってますます情緒不安定になったのか、ライザさんはポストイットに「死にたい」という言葉を書いたりもしたようだが、ケリーさん曰く「本人に自分を傷つける意思は全くない。ただ娘は自分の言い分を聞いてもらえない学校側にうんざりしただけだ」と主張する。一方で、ケリーさんの苦情を受けたマイク・ウィルソン校長はこのように述べている。

「生徒にプロム参加を禁じる決断は容易ではありません。今回のように個別のケースについてはコメントしかねますが、明らかにさせておきたいのは、当校は精神疾患を含め障害を抱える生徒を差別しているわけではありません。当校では試験期間中の行動に問題があった生徒は、プロム参加を考慮する対象となります。加えて、早期卒業した生徒にはプロム参加は認められないという学校ポリシーもあります。ライザさんに関しては、プロム参加を禁止せざるを得ない様々な要因がありました。当校では常にポリシーに沿って考慮・決断しており、それを本人や保護者にきちんと伝えております。」

ケリーさんが怒りを露わにしてこの出来事を自身のFacebookに投稿すると拡散し、ライザさん同様に10代で障害を抱えるルイス・ハインさんという男性の目に留まった。ルイスさんは、様々な障害が原因で学校のプロムに参加させてもらえない人たちのために特別なプロムを主催しており、結果としてライザさんはバーミンガムのホテルで催されるプロムイベントに参加することになったそうだ。

このニュースを知った人からは、「いじめられたり隔離されたり、挙句楽しみにしていたプロムに参加させてもらえないというのはあまりにも気の毒」「この少女は素行が悪いとかではなく、病気なのよ。だからこそ学校側はもう少し配慮してあげても良かったんじゃないかな」「学校も最後のプロムぐらい行かせてあげればいいのに」「でも早期卒業するぐらいの疾患なのよ。何かあったらどうするの。学校側の配慮は正しいと思う」「カトリック系の学校だからこんなポリシーなんじゃないの?」といった声があがっている。

画像は『Kelly Rodgers 2018年6月22日付Facebook「This is my beautiful daughter laitha- jayde who should be attending her leavers prom tonight but due to her mental health ST EDMUNDS has banned her from attending!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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