高校生活最後の思い出となるプロムは、参加する生徒一人一人の思い入れも強いものだろう。このほど米ジョージア州のある高校で行われた4月のプロムに、一風変わった演出で登場した女子高生が全米で話題になった。『Inside Edition』などが伝えている。
4月14日の土曜日、ジョージア州アメリカスにある「Americus Sumter High School(アメリカス・サムター高校)」のプロムに同校生徒のアレクサンドリア・クラークさんは、葬儀場から霊柩車で学校へと乗りつけたのだ。
アレクサンドリアさんは、霊柩車から棺に入ったままの状態でプロム会場へと運ばれ、多くの人目を引いた。居合わせたうちの何人かはその異様な演出にショックを受けたようだが、アレクサンドリアさんの目的は周囲を驚かせることではなく、クラスメートたちに飲酒やドラッグ使用などの注意喚起を促すための深刻なものだった。
この秋、「Ogeechee Technical College(オジーチー・テクニカル大学)」へ通う予定のアレクサンドリアさんはこれまで2年間、地元アメリカスの葬儀場「West Mortuary」でボランティアをしてきた。将来は葬儀場で働くことを希望しており、ジョージア州の複数の葬儀会社から既に経済援助やインターンシップのオファーを受けている。アレクサンドリアさんは、