エヴァン・レイチェル・ウッドとマリリン・マンソンは、有名ホテルにて開催されたパーティで初めて出会ったそうだ。当時のマリリンはバーレスクダンサーのディタ・フォン・ティースと結婚しておりエヴァンはまだティーンだったが、2人は急速に惹かれあい恋仲に。その後しばしの交際を経て一時は婚約までしていたマリリンにつき、エヴァンは『Rolling Stone』にこう語った。

「ああだ、こうだと判断することなく、フリーダムを、そして表現する自由を約束してくれる。私はそんな男性に出会ったのよ。」
「あの頃の私は、危険と興奮が欲しくてたまらなかった。だからある日、母を見てこう言ったの。『ママ、私、（マリリンの）ツアーバスに乗って8か月移動するから。そして世界をこの目で見て、クレイジーな旅をする。そして自分という人間を知るつもりよ。それに文句がある人がいるなら、残念ね。でも私、他人のために生きるなんて無理なの』って。」

とてもワイルドな10代のようにも聞こえるが、エヴァン曰く「ほとんどの10代の子が自分のアイデンティティを探しているのよ」。しかし2人は婚約にまで至った末に破局。エヴァンはその後イギリス人俳優ジェイミー・ベルと結婚し子供も出産したが、後に別居に至っている。

そんなエヴァンも、一時期はマリリンとの交際を“若気の至り”と感じていたもよう。3年前にはメディアの取材に応じ、彼との交際につきこう語っていたのだ。

「私は本当にクレイジーなティーンだったってこと。みんな色々な段階を経るものでしょう。失敗だってするわ。いつだって全てを正しく理解できるわけじゃないの。」

ちなみにマリリンの楽曲『Heart-Shaped Glasses』にはエヴァンも出演。彼女によりインスパイアされたというこの楽曲のPVでは、ベッタリと血にまみれた2人がベッドの上で絡み合う過激な映像も話題となった。非常にワイルドな“美女と野獣”カップルであったものの、「意外に似合っている」というファンも決して少なくはなかった。

出典：https://www.instagram.com/marilynmanson
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）