エンタがビタミン NEW!

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】江頭2:50「ついにやりやがった…」米ディズニー激怒 直接対面のヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズを巻き込み“腹切り覚悟の47秒”

落ち着いた足取りでインタビュールームへと向かった。

冒頭「私は日本で有名な頭のおかしい芸人です」と自己紹介し、その後「まずは映画の完成と公開おめでとうございます」とヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズの2人に江頭は深々と頭を下げた。それまで江頭に対し、おそらく「ちょっと変わったやつが来たな…」とは思いつつも、欧米で受けるインタビューと変わらぬ対応を見せていたライアン・レイノルズ。彼に明らかな変化が表れ始める。はじめから満面の笑みで江頭に応える「大の親日家」ヒュー・ジャックマンと同じように、興味津々な様子で江頭2:50を見つめ始めた。さらに、かつて月刊誌『映画秘宝』で連載を持っていた江頭の要点をついた質問が、10分間という限られた時間の中で着実に2人のスーパースターの心を掴んでいく。

親日家のヒュー・ジャックマン(2018年2月の来日記者会見で撮影)

そして「最後に今作がまた世界記録を樹立することを願って、『日本の御祈願』この芸をお見せしたいと思います」―そう言って江頭は両の掌を合わせた。ヒュー・ジャックマンはもちろんのこと、それまで江頭をジョークを交えてイジッていたライアン・レイノルズも「はっ」とした表情を見せ、突如立ち上がった江頭を見上げた。

江頭をイジるも突然表情を変えたライアン・レイノルズ

ここからインタビューされる側の世界的スーパースター2人と、インタビューする側の孤高のお笑い芸人・江頭2:50の奇跡の競演が始まった。時間にしてわずか47秒。その間に江頭2:50が作った「伝説」、さらにそこで撮影された「歴史的1枚」については実際に動画を見るしかない。「百聞は一見に如かず」とはまさに今回の動画にこそ相応しい。

その後、インタビューの最後は江頭2:50の「通常運転」に戻り、でんでん太鼓を取り出し「お尻でんでんじゃあ!」「いくぜー!」とTシャツを脱ぎ、上半身裸のタイツ姿になったところで、すぐさま現場のスタッフ2人に拘束されインタビュールームの外へと連れ出された。

スタッフに拘束された江頭2:50。もはや“お約束”か(『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「今夜のエガちゃんねるは!!「ディ●ニーに呼び出された」」』より)

しかし伝説は江頭が拘束され、強制退場したあとも続いた。

スタッフに全身を抱えられながら「ライアン! ライアン! ヒュー!」「デッドプール&ウルヴァリン見てねー!」と叫ぶ江頭に対し、ライアン・レイノルズが「You throttled him! You throttled him!」(彼を制圧しろ!)と同じく二度叫び返した。江頭強制退場後には、昨年2月に妻ブレイク・ライブリーとの間に第4子を授かったばかりのライアン・レイノルズが「You know, I am looking for a baby sitter and I got one」(子守を探していたんだ。やっと見つけたよ)と一言。さらにはインタビューが終わり、カメラが回っていない状態で江頭について「so much better than American journalists」(アメリカ人ジャーナリストよりずっといい!)と興奮気味に語っている。

4人の子どもがいるライアン・レイノルズとブレイク・ライブリー。ハリウッドきってのおしどり夫婦として知られる

ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズはもちろんのこと、「あたおか」と呼ばれる『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』の長年のフォロワーたちでさえ「ついにやりやがった」「これ偉業だろマジ」「ちょっとこれ…本当に凄いことですよ…」「初めてYouTube見てて緊張したよ」「エガちゃんは見たことない世界に連れてってくれる」と度肝を抜かれた。

『デッドプール&ウルヴァリン』がいかにディズニー初のR指定映画、かつディズニーが江頭を同作の宣伝隊長に指名したとは言え、ディズニー側もここまでの展開を想像していたとは思えない。少なくとも江頭はインタビュー前に念を押された4つの禁止事項のうち、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの「2人を立たせる」「2人の身体に触れる」この二つを躊躇なく行っている。

事実インタビュー後、江頭とディレクターの藤野義明は「アメリカのディズニーの方に連れて行かれて」、本気で激怒されている。

「今後のディズニーとのお付き合いより、1回の伝説を選ぶ江頭さん」
「放送できるってことはディズニーは怒ってないってことだよな」
「あの厳戒態勢下で“アレ”をやろうとした勇気と度胸は並外れてる」
「ディズニーの社員の中に腹を切る覚悟でエガを推した人物がいるんだろうな」
「大手企業の顔色より あたおかへのサービス精神を取る」
「世界がエガちゃんに追いついた!」

ディレクターの藤野義明と「アメリカのディズニーの方に連れて行かれて」激怒されたという江頭2:50(『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「今夜のエガちゃんねるは!!【あたおか、ごめん】」』より)

「笑いのためなら死ねる」江頭2:50なら、ここまでやるだろうとディズニーが事前に想定していたのか? はたまた、「It’s money they love」とライアン・レイノルズに評されたディズニーが、彼らがその「一番愛するもの」のためにコンプライアンスを無視したのかは定かではない。ただ事実として、本動画は公開から9日が経過する2024年7月31日現在、いまだYouTube上から削除はされていない。

家賃13万円の中野のマンションに今も住み続けている江頭2:50(『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「今夜9時、【緊急】記事になった件について公開します。」』より)

約8億9970万円のシドニーのペントハウスに住む男・ヒュー・ジャックマンと約8億6440万円のニューヨークのアパートに住む男・ライアン・レイノルズ、家賃13万円の中野のマンションに住み続ける男・江頭2:50。

「笑いのためなら死ねる」江頭2:50。「忖度」は無用の長物をまたしても証明してくれた(『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「Dear Banksy」』より)

わずか10分という時間のなかで、人々の感情を真に揺り動かすために「忖度」は無用の長物でしかないことを証明してくれたことは確かだ。

画像1、5、7~9枚目は『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「今夜のエガちゃんねるは!!【江頭に文春砲】」「今夜のエガちゃんねるは!!「ディ●ニーに呼び出された」」「今夜のエガちゃんねるは!!【あたおか、ごめん】」「今夜9時、【緊急】記事になった件について公開します。」「Dear Banksy」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

1 2