チューブは外れていたという。
警察の取り調べを受けたデイシーは、辻褄の合わない話をしていたそうだ。警察がカジノの防犯カメラを確認したところ、午前9時半にデイシーがカジノへ入っていく姿が捉えられていた。その後、出てくる姿は映っておらず、警察のもとにデイシーが駆け寄ったのは、午後2時50分のことだった。
デイシーは警察に「20分くらいしか車から離れていない」と話したが、防犯カメラの映像によれば5時間以上もカジノで過ごしていたことになる。病院に運ばれた男児は、オムツを外すと汚れていたそうだ。
また、デイシーは「子どもをうっかり車に置いていってしまった」とも主張したが、警察は意図的な行為とみて、デイシーを育児放棄の疑いで起訴し、勾留した。現在のデイシーは保釈されたと報じられている。
カトゥーサ警察のルーニー・ベナイト署長(Ronnie Benight)は、「なんて無責任なんだ。何か困っているのなら助けを求めなさい。特に子どもを危険にさらすようなことなら、なおさらです。誰かが車を壊して盗むかもしれないし、車が動かなくなって、エアコンが止まってしまう可能性もあるんです」とコメントした。
今回のニュースに、人々からは「この男の子は、こんな扱いを受けるために生まれたわけじゃない」「幼い子を車に5時間も放置するなんて、信じられない」「誰かに連れ去られてしまっていたかもしれないよ」「子どもがそんなに邪魔なら、養子に出せばいいのに」などといった声が寄せられた。
ちなみに2020年10月には米ネバダ州で、車内に閉じ込められた1歳女児を救出するために警察官が窓を割ろうとしたところ、父親が「修理代がない」と拒否したため、女児は亡くなってしまった。
画像は『The News on 6 「BODY CAMERA VIDEO SHOWS POLICE INTERACT WITH WOMAN ACCUSED OF LEAVING CHILD IN CAR WHILE INSIDE CASINO」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)