エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ノブコブ吉村、ランジャタイら新世代の笑いが「老いなのか…ついていけない」と困惑

彼らこそ吉村を恐れているという。野田は、堂々とまっすぐに思ったことを言ってやって欲しいとアドバイスした。すると吉村と同期のオードリー・若林正恭(45)が「年齢的にも、“わかんねぇよ”と言ってもいい」と、素直に彼らの笑いに反応した方が現場も盛り上がるのではないかと口にした。

「年齢的に“わかんねぇよ”と言ってもいい」と提案した若林正恭

これに吉村は「なるほど~若い世代に気を遣ってたね」「“わかんねぇ”なんて一番恥ずかしいと思ってた」と言い、吹っ切れたような表情になった。しかし若林は、かつて“破天荒キャラ”だった吉村が、今や若手芸人や周りに遠慮して言いたいことも言えずに愚痴る姿に失望したようだ。20年くらい前の吉村は、大喜利のライブなのに踊ってばかりいて、突拍子もないことを言い観客を爆笑させていた。そんな彼の芸風が若林は大好きだったのに、「(吉村は)いつからそうなっちゃったの?」と苦笑いする。当時の平成ノブシコブシこそ今のランジャタイ的な存在で、吉本の先輩らは吉村をどう扱えばいいのか苦慮し、叱った人もいたはず―という野田の言葉に、吉村は深く刺さったようだ。

ゲストで登場したウエストランド井口、マヂカルラブリー野田、平成ノブシコブシ吉村と並ぶオードリー(『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 X「放送ありがとうございました!!」』より)

若林は「いつからそうなったの?」と吉村に指を刺しながら、「『嵐にしやがれ』でしょ?」と図星をついた。『嵐にしやがれ』(日本テレビ、2010年4月~2020年12月)のスタート時は週替わりでお笑いコンビが登場し、平成ノブシコブシとして出演していた。しかし吉村は、単独で同番組第3期から「デスマッチ」の進行役に抜擢され、日本テレビの看板番組を支える一員となったのだ。「そう、地位と金だと思う」と即座に答えた吉村、フリートークでの瞬発力は全く衰えていない。ランジャタイらが相手でも、臆することなく突っ込んで欲しいものだ。

画像3枚目は『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 X「放送ありがとうございました!!」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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