MCの若林正恭(45)が慌ててそれを止めた。カズレーザーの名を幅広い世代に広めたクイズ番組も「クイズは好きだけど、“クイズ芸人”になる青写真は持っていなかった」と、今の状況を素直に喜んではいないようだ。
カズレーザーは大学卒業後、長くピン芸人として活動するも鳴かず飛ばずで、見かねたマネージャーから「コンビを組んでみたらどうか」と提案され、芸人を辞めて介護の仕事に就こうとしていた安藤なつ(42)を引き留めて、メイプル超合金が誕生した。それまでの下積み時代は経済的に苦しかったが、「仲良いやつとお笑いができれば、それが一番楽しい」との思いは今も変わらないという。『あちこちオードリー』でも、「好きなタレント、芸人が出ている番組にたくさん出たい」、「芸歴が近い人たちで番組を持っている人たちが、ずっと羨ましい」と繰り返していた。
実はカズレーザー、『あちこちオードリー』に出演するかどうかをギリギリまで迷っていたという。その理由を問われると「自分は何もやっていないので、若林さんに向き合える権利がない」からだと話す。カズレーザーは今年1月に公開されたYouTubeチャンネル『カズレーザーと松陰寺のチルるーム【公式】』「カズレーザーが大好きで憧れている最強の芸人は!?」で、3人中の1人にオードリー・若林正恭を挙げている。ネット上では、「若林さんと共演する時、どの番組でも見たことないカズレーザーになる」、「カズレーザーのこの感じ、お笑い番組やるために情報や医療番組を頑張ってた若林さんと重なる部分がある」、「若林を相当リスペクトしてる感じがあって好感持てた」といった声があがっており、視聴者にもカズレーザーの若林に対する尊敬の念が伝わっていたようだ。
画像3枚目は『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 2023年10月25日付X「今後のラインナップは…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)