身体改造を始めた当初は、猫に似せるつもりはなかったという。周囲の人から外見を猫にたとえられることが多かったため、「猫のような外見の女性」になるというアイディアを思いついたそうだ。
デラバーテさんはこのアイディアについて、「漫画のキャラクターのようにはなりたくないので、『猫のような外見の女性』を目指すほうが自分には合っていた」と説明し、「私は昔から猫が大好きで、適切な身体改造をすれば、とても大胆で獰猛な『猫のような外見の女性』に見えると思うわ」と語った。
デラバーテさんの外見は、すでに人間離れした「猫のような外見の女性」の姿を実現しているように思われるが、まだ完成には程遠いそうだ。
完璧に猫のようなルックスを実現するためには、「目じりのリフトアップか眼角形成術(より細長く自然なアーモンド形の目を作る手術)、歯の整形、上唇のカット、より多くのフィラーが必要なの」ということで、今後は尻尾をつけるための経皮インプラント(皮膚ピアス)や胸の整形、タトゥーの追加、そして鼻の隔膜に切れ目を入れる予定だという。
身体改造の手術には痛みを伴うことが想像できるが、デラバーテさんは、「処置はどんな種類のものでも、とても痛い。でも痛みは一時的なもので、私にとって大したことではないの」と、痛みに臆する様子は全くないようだ。
デラバーテさんが身体改造や美容整形へ熱意を燃やす一方で、TikTokに投稿されたデラバーテさんの動画を見た人々からは、否定的なコメントが多数あがっている。
上唇の両横に開いたピアス穴に、改造して2つに割れた舌を突き出している動画は6万8000件以上のコメントが届いたが、「あなたの人生はいつからおかしくなってしまったの?」、「医療がこんな非人道的な行為に同意するのは、本当に残念なことだよ」といった声が見受けられる。
しかしデラバーテさんによると、すべての人が否定的というわけではなく、「親切なコメントも多数届いていて、私の存在が『自由でいることや、外見、美に対する見方を変えてくれる』という意見もあるの」と明かしている。
デラバーテさんも自身の生き方に納得しているようで、「(身体改造を)通して、私は人々がどう思うかに関係なく、自分自身に忠実であることを自由に感じている」と話している。
なお、テックインサイト編集部ではデラバーテさんに、極端な身体改造をしようと思ったきっかけについてや、SNSに届く否定的なコメントに対してどのように対処しているのかなどをうかがうべく取材を申し入れている。
@aydinmod Abilità notevoli
画像は『Aydin Mod 2020年7月13日付TikTok「#greenscreen」、2022年11月16日付TikTok「Abilità notevoli」』『user88278931676 2022年11月15日付TikTok「Replying to @qveen.lexiiee」』『B I A N C A 2020年7月30日付Instagram「Had the best weekend celebrating me and Louis’s anniversary」』『Rolf Buchholz 2019年11月10日付Instagram「Brussels, Belgium」』『Ethan Bramble 2018年2月23日付Instagram「Dead man walking.」』のスクリーンショット、『truly 2020年3月11日公開 YouTube「I Started My Extreme Body Mod Aged 11 | HOOKED ON THE LOOK」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 H.R.)