海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「自分を守るため」スーパーの店員が偽名を使う理由とSNSの恐ろしさ(米)<動画あり>

小売業の仕事をしている人が偽名を使うことについて海外掲示板サイト『Reddit』でも大きな話題になったという。そのうちのひとつに「(店内で偽名を使うことによって)仕事を離れた店外で、客との不愉快なやり取りを避けることができる」とあり、具体的に次のように綴られていた。

「仕事の都合上、フレンドリーな対応をしなければならない相手からFacebookの友達申請が来ることに疲れてしまった。それにどこかに出かけた時も、客に自分だと気付かれるのにはうんざりしている。仕事以外で客の誰かが自分に気づいて声をかけようとしてきたら『ああ、誰かと間違えてますよ』と言えるようになればいいんですけどね…。」

ほかにもスポーツジムで働いているという女性は、顧客が名札をもとにInstagramで彼女のアカウントを探し出し、一方的にダイレクトメッセージを送りつけてきたことがあったと明かしている。

また、2015年に英ニュースメディア『The Independent』では、英ロンドンの地下鉄職員が安心して働くため、名札に偽名をつけることが認められていると報じていた。当時の報道によると、乗客が名札をもとにSNSで検索して職員の行動を追跡しようとするケースがあったそうだ。女性職員が帰宅する際に、自宅まで尾行されたり名札の名前をもとに選挙人名簿で個人情報を検索されたりすることもあるため、それらを防ぐ目的で取られた措置でもあるとのことだ。今回注目を集めたウォルマートの女性店員も、プライバシーを守るために「タコス」という偽名をつかったのではないかという声があがっている。

“TACO”と表示された名札は「自分を守るため」だった?(画像は『Mikeseason98 2023年10月13日付TikTok「She knew what she was doin」』のスクリーンショット)

ちなみに2021年5月には、米カリフォルニア州在住の“Siri”という名の女性が米Apple社のCEOに「私に借りがあると思う」とメッセージを送り、MacBookをおねだりしたことが話題になった

@mikeseason986 She knew what she was doin 😭😭😭 #fyp #foryou #funnytiktok #foryoutiktok #viralvideo #VozDosCriadores #screammovie ♬ What Was I Made For? [From The Motion Picture "Barbie"] – Billie Eilish

画像は『Mikeseason98 2023年10月13日付TikTok「She knew what she was doin」』『Siri Hafso 2021年5月21日付Facebook「Here is the letter I wrote to the CEO of Apple.」』『Metro 2021年3月19日付「Taiwan is having to urge people not to change name to ‘salmon’ for free sushi」』『KFC 2018年10月30日付Instagram「I’m as pleased as pumpkin punch to announce the winner of our Baby Harland Naming Contest and the Harland who will be ushering in an all-new generation of Harlands, little Harland Rose.」』『The Sun 2018年2月6日付「MONSTER UNMASKED Baby killer uses fake ID to get job at family diner – but gets the sack after being identified by grieving mum’s pal」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

米カリフォルニア州在住の“Siri”さんは2021年にApple社の最高経営責任者へメールして「私に借りがある」と訴えていた(画像は『Siri Hafso 2021年5月21日付Facebook「Here is the letter I wrote to the CEO of Apple.」』のスクリーンショット)

台湾で2021年、スシローの台湾法人が行ったキャンペーンで改名する若者が続出。名前にサーモンを意味する“鮭魚”が入った身分証明書を提示すれば無料でメニューを堪能できるというものだった(画像は『Metro 2021年3月19日付「Taiwan is having to urge people not to change name to ‘salmon’ for free sushi」』のスクリーンショット)

アメリカのケンタッキーフライドチキンで2018年、創設者と同じ名前「ハーランド」と名付けた赤ちゃんのコンテストが開催される。優勝者の女児に現金125万円をプレゼントしていた(画像は『KFC 2018年10月30日付Instagram「I’m as pleased as pumpkin punch to announce the winner of our Baby Harland Naming Contest and the Harland who will be ushering in an all-new generation of Harlands, little Harland Rose.」』のスクリーンショット)

英リンカンシャー州のファミリーレストランで2018年、ある母親は息子の命を奪った男がそこで働いていたことを知り、SNSで本名を暴露していた(画像は『The Sun 2018年2月6日付「MONSTER UNMASKED Baby killer uses fake ID to get job at family diner – but gets the sack after being identified by grieving mum’s pal」』のスクリーンショット)

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