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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「自分を守るため」スーパーの店員が偽名を使う理由とSNSの恐ろしさ(米)<動画あり>

レストランやスーパーマーケットなどでは、従業員に名札着用を義務付けている場合がある。このほどアメリカの大手スーパーマーケット「ウォルマート」で、「タコス」と書かれた名札を付けた女性店員の姿が目撃された。あまりにユニークなその名前に「ニックネーム?」「偽名?」などと様々なジョークや憶測が飛び交ったが、「自分を守るためでは?」という鋭い指摘がその場の空気を一変させた。他人の個人情報をいとも容易く入手できるSNSの弊害と身近な危険について警鐘を鳴らす結果となった。米ニュースメディア『The Daily Dot』が伝えている。

今月13日、米ニューヨーク州在住の「Mikeseason98」というアカウント名の男性がTikTokに動画を投稿したところ、520万回以上の再生回数を記録した。動画はアメリカに本部を置く世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」の店内で撮影されたもので、女性店員の姿が映っている。

動画には、「世界中で最も抜きん出た名前だ」との言葉が添えてあり、女性店員が着用している名札をカメラが大きく映し出している。名札には“TACO”とあり、メキシコ定番料理の「タコス」のことだった。動画を投稿した男性は「彼女は分かっててこれをやっているんだと思う」とキャプションを添えており、この女性店員が偽名を使っていると確信しているようだ。

動画を視聴した人たちも、女性が偽名かニックネームを使用していると思ったようで、このような声が寄せられている。

「私も以前名札に『素晴らしい』って書いていたわ。」
「私がウォルマートで働いていた時に、上司は私たちの名札にニックネームをつけるのをOKしてくれたわよ。」
「私も小売業で働いていた時にみんな名札に適当な名前を書いていたよ。だから客からクレームがきても名前を知られることはなかった。」

米ニュースメディア『The Daily Dot』によると、

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