7分間におよぶスピーチの最後では、王子が妃に関するジョークを放った。
王子は「新たな国々が参加してくれることを、非常に喜んでいます」と言い、「コロンビアとイスラエル、ナイジェリアに拍手を送りましょう」と今大会に初登場する新たなチームを紹介した。そして、メーガン妃に関するプライベートなジョークを加えたのだ。
「僕達が我が家で、お気に入りのチームを応援しているとは言いません。しかし僕の妻がナイジェリア系であることが判明して以来、今年はもう少し競争率が激しくなりそうです。」
メーガン妃は昨年10月に配信した自身のポッドキャスト『Archetypes』で、数年前に自分の家系のルーツを調査したことを明かしていた。
妃の父トーマスさんは白人で、母ドリアさんはアフリカ系米国人だ。そんな妃は番組でゲストに向けて「数年前に家系図を作成してもらったら、私は43%ナイジェリア人だったの」と告白していた。
そのためヘンリー王子は、メーガン妃が母国の米国チームだけではなく、自身が血を引くナイジェリアのチームも応援する可能性があることをほのめかしたのだ。
ヘンリー王子夫妻の広報担当者は8月に声明文で、夫妻が揃って「インヴィクタス・ゲーム」に参加すると発表した。そして王子は全日程に出席するが、メーガン妃は大会開幕直後に合流する予定であることを公表していた。ただし妃がいつ現地に到着するのかや、参加の可否については明らかになっていない。
画像は『Invictus Games Foundation 2023年9月10日付Instagram「“In your joy, in your happiness, in your achievement, we all benefit.”」「The Opening Ceremony to the Invictus Games Dusseldorf 2023 was incredible!」、2022年8月4日付Instagram「The Invictus Games Foundation would like to wish the Duchess of Sussex a very happy birthday!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)