当選金の一部を使って“楽園”を作ることにしたという。
「宝くじに当選後、私たちは新しい家に引っ越しました。4人の子供たちがそれぞれ自分の部屋を選んで、残った部屋をオウム専用にすることにしました。家にオウムのための部屋があることを話すと、不思議に思われるかも知れません。多くの人は宝くじに当選したら、高級車や宝石などの購入を考えるでしょう。でも私の場合、家族に最高で幸せな家庭を提供することが全てで、ペットも家族の一員なのです。なのでアルフィーとソニーが宝くじの恩恵を受けることは当然のことなのです。」
オウムの部屋には専用の床材が敷かれ、エアコンやテレビも設置されており、オウムたちは好きな番組を見て楽しむことができるという。また、その部屋には自然環境を模した植物や器具などたくさんのおもちゃがあるそうだ。
「部屋の中は可能な限り自然に近い状態にしようとしているのですが、なぜか2羽ともテレビを見るのが大好きで、(保釈中に逃亡した犯罪者を追いかけて連れ戻し、賞金を稼ぐドッグという人物が主役の)テレビ番組『Dog The Bounty Hunter』がお気に入りのようです。ここはアフリカのジャングルではありませんが、オウムたちは自分の部屋で自由を満喫していてとても楽しそうです。」
愛するオウムたちへの思いをそのように語ったレスリーさんは現在、2羽のオウムのほか2匹の犬も一緒に暮らしているそうで、今後は捨てられたペットのために動物保護施設を設立したいと考えているという。
そんなレスリーさんは長年の夢だった家族旅行を計画中で、「私の夢は野生のブルーとゴールドのコンゴウインコを見るために南米を旅行することでした。2年前まではこれはただの夢で、テレビで見るだけで満足するしかないと思っていましたが、宝くじに当選したおかげで近いうちにその夢も現実になりそうです。あの時、宝くじを買って本当に良かったです」と語っている。
画像は『Metro 2023年8月1日付「Mum who won £2,000,000 on lottery builds haven for TV-loving parrots」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)