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writer : ac

【海外発!Breaking News】25年前から女性に餌をもらうキツネの家族 順番に並び、ネズミの贈り物も!(スコットランド)<動画あり>

シャロンさんは8匹の個性をしっかりと把握している。

「掃除機のように何でも食べてしまう個体は“ダイソン(Dyson)”、遺伝的に頭が横に曲がっていると思われる個体は“ツイステッド(Twisted)”、英国王チャールズ3世の戴冠式の日に初めて現れた個体は“チャールズ(Charles)”と呼んでいるの!」と話すシャロンさん。続けて「あの子たちはとてもフレンドリーでね。ネズミなどの贈り物を時々持ってきて、玄関先に置いてくれるのよ!」と嬉しそうに語った。

キツネたちの巣穴は近くの森にあり、シャロンさんが呼ぶとすぐに庭に集結し、3匹の飼いネコともうまくやっているそうだ。

シャロンさんが用意するのはソーセージパンのほか、残り物のピザや卵、テイクアウトした中華料理や鶏の脚などで、3年前に亡くなった夫ビリーさん(Billy)は「キツネたちのほうがずっとよく食べさせてもらっているな」と冗談を言っていたという。

ビリーさんもキツネに餌を与えることを楽しみにしていたそうで、シャロンさんは「キツネたちは一年のうち、発情期にあたる2か月間だけは姿を見せなくなるの。でもキツネがいると、残飯がゴミになることはないのよ!」と明かしている。

なお、シャロンさんがキツネとのやり取りをInstagramに投稿し始めたのは昨年4月頃で、現在のフォロワーはTikTokと合わせると15万人を超えている。SNSには数千というメッセージが届くそうで、シャロンさんはネガティブなコメントがあることを認めたうえでこう述べている。

「どこから読んだらいいのか困ってしまうくらいの数だから、返答はしていないの。こんなにたくさんの人がキツネたちに興味を持ってくれるなんて信じられないし、本当にありがたく思っているわ!」

ちなみに人々の反応はというと、「野生動物に餌をやるのは間違っている」「餌をもらうようになった野生動物は死んだも同じ」「人に慣れ過ぎると、簡単にハンターたちの餌食になる」「残飯は塩にまみれたゴミと一緒。自然の食べ物に勝てるはずがない」「あなたが餌をやるのを止めた時、キツネが苦しむのは目に見えている」と餌やりに反対する声があがる一方で、次のようなコメントも届いている。

「キツネたちはちゃんと順番に並んで、けんかせずに待っているところがすごい!」
「ルールを守っていて偉いよ。」
「なんて可愛いのだろう!」
「私たち人間がキツネの生息地を破壊して、食べ物が減っている。実のところ、キツネは街でゴミをあさっているよ。この子たちに餌やりをしてくれてありがとう。」
「素敵な関係だと思うな!」

画像は『Sharon Hughes 2023年6月17日付Instagram「Busy breakfast time this morning…」、2023年3月16日付Instagram「Another old video…」、2023年5月16日付Instagram「3yrs today at 1.30am an angel grew his wings.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

シャロンさんと、3年前に亡くなった夫ビリーさん。ビリーさんもキツネへの餌やりを楽しみにし、「キツネのほうが十分食べさせてもらっているな」と冗談を言っていたという(画像は『Sharon Hughes 2023年5月16日付Instagram「3yrs today at 1.30am an angel grew his wings.」』のスクリーンショット)

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