美しい自然に囲まれた広大な敷地で暮らす男性のもとに今年4月、2017年頃から姿を現すようになったメスのアメリカグマ“シモーヌ(Simone)”がやって来た。6年前はまだ小さな子グマだったシモーヌは今年2度目の出産を終え、まるで子グマをお披露目するかのように玄関前に現れたという。米ノースカロライナ州から微笑ましいクマの話題が届いた。
米ノースカロライナ州アシュビル在住のパトリック・コンリーさん(Patrick Conley)の敷地内に今年4月末、待ちに待ったクマの親子がやって来た。
パトリックさんの家に初めてクマの親子が現れたのは2017年8月頃(またはもう少し早い時期)で、“マイテ(Maïté)”というメスが3頭の子グマを連れていた。
パトリックさんは「マイテが玄関前のウッドデッキにやって来てね。それに続くように子グマのシモーヌと、ぽっちゃりしたオスの“モーリス(Maurice)”が現れた。ただもう1頭のメス“ソランジュ(Solange)”はとてもシャイで、ウッドデッキに続く階段を上がって来ることはなかったよ」と当時を振り返り、このように続けた。
「そして翌年の5月頃、3頭の子グマたちは親離れをしてね。その後、敷地内にやって来るのはシモーヌだけになったんだ。モーリスも我が家の近くにいたようだけど、シモーヌは少なくとも1週間に一度はここにやって来たよ。」
パトリックさんはその後、庭に現れるクマの姿をYouTubeに投稿するようになり、2021年5月には当時4歳だったシモーヌが2頭の子グマ“ミロ(Milo)”と“ルカ(Luca)”を連れて来たことを明かしていた。
当時の動画では、シモーヌが2頭を連れてウッドデッキに座るパトリックさんのすぐ近くまで来ている様子が映っており、