このほど滑り台付きの遊具で遊ぶクマの親子の微笑ましい様子がアメリカの小学校で撮影された。子グマが安全に遊べるように配慮する母グマの姿は人間の親子と遜色なく、多数のメディアに取り上げられて多くの人を笑顔にしている。『Fox News』などが伝えた。
クマの親子を発見したのは、米ノースカロライナ州アッシュビルの小学校「Isaac Dickson Elementary School」で教師をしているベッツィー・ストックスレイガー・エメリーさん(Betsie Stockslager Emry)だ。
ベッツィーさんは小学校にある滑り台付きの遊具でクマの親子が遊んでいることに気付き、動画を撮影し始めたという。
室内から撮影された映像には、3か所に滑り台が付いた大きな遊具に母グマが座り込んでいる姿が映っている。遊具の下には小さな子グマがいて、母グマの後を追い階段を使って遊具を登った。
そして母グマが大きな滑り台を滑り降りると、一緒にこの光景を見ていた同僚たちから歓声があがった。その後、母グマはすぐに小さな滑り台の降り口の方へ回り込んだが、大きな滑り台では子グマが滑るには危ないと考えたのかもしれない。
そんな優しい母グマが待ってくれているのを確認した子グマはこわごわと滑り降りたが、