母グマはじゃれるようにして子グマを出迎えている。
まるで人間の親子が公園の滑り台で遊んでいるかのような、思わず頬が緩む微笑ましい光景だ。この映像をベッツィーさんが自身のFacebookに「このおかげでいい日になりました」と言葉を添えて投稿すると、多数のメディアが取り上げて大きく拡散された。
映像を見た人々からは「これは可愛すぎるよ!」「見ているだけで胸がいっぱいになるね」「素敵なお母さんクマだ」など多くの人がクマの親子の姿に心を鷲掴みにされたようだ。
同校で校長を務めるブラッド・ジョンソンさん(Brad Johnson)によると、この映像は子ども達が帰宅した後に撮影されたという。
ブラッドさんはクマ出没時の対応について「私たちの学校は山の中にあり、よくクマが出没します。クマを見つけた場合には周囲を封鎖することになっています。つまり屋外での活動が安全に再開できるようになるまで、児童たちは建物内に戻るのです」と説明した。
学校では週に3回ほどクマの出現により周囲を封鎖しているため児童らも慣れっこだというが、出没したクマが大きな話題となったのは「初めてのこと」と笑って話した。
なおこれまでは、遊具の周辺でクマを見かけたことはないとベッツィーさんは明かしている。昨年はほとんどリモート授業を行っていたため、頻繁にクマが遊具のある場所に訪れていたのではないかと考えているそうだ。
画像は『Charlotte Observer 2021年9月23日付「Watch as ‘adorable’ mama bear, cub take over NC school playground ― and use the slides」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)