海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】スーパーで買ったバナナに卵を抱えた毒グモ 購入者「一生分の恐怖を味わった」(英)

命に関わる危険性はないという。

クレイグさんは「こんな衝撃的な恐怖を感じたのは生まれて初めてのことでした。見えない場所にハンツマンが潜んでいたようで、お店でバナナを選んだときには全く気がつきませんでした。普段はそこまでクモを怖がらないのですが、今回の件は別物で、一生分の恐怖を味わいましたね」と語った。卵を抱えているハンツマンは攻撃的になりやすいが、クレイグさんは慎重にハンツマンを誘導し、手持ちのタッパーの中に捕獲した。ハンツマンは一度に200個の卵を産むそうで、この卵が孵ってしまっていたらと考えると恐ろしい。

翌朝、クレイグさんがハンツマンの入ったタッパーをテスコの害虫駆除サービス部署へ持っていくと、このバナナはドミニカ共和国から輸入されたものと判明した。テスコはすぐにクレイグさんに謝罪し、補償金として100ポンド(約1万6千円)を支払うことを申し出た。しかしクレイグさんは「100ポンドなんて、週末の買い出し代にも満たないですよ。卵を守るハンツマンに攻撃され、咬まれていたかもしれないんですよ?」とテスコの提案に不満を漏らしている。

今回の件に関して、テスコ側は「私たちはクモの混入を防ぐために厳重な対策を講じていますが、ごくまれにクモが紛れ込むケースもあります」と説明しており、チェック対策をさらに強化したと公表している。

クレイグさんは「包装された野菜や果物を購入する際には、クモなどの虫が混入していないか気をつけてほしい」と警告しており、「これからは包装済みのものは全てチェックするか、できればバラ売りのものを買うようにします」と話した。

画像は『Metro 2023年4月13日付「Shopper finds world’s largest venomous spider with egg sac in Tesco bananas」(Picture: Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

バナナはドミニカ共和国からイギリスに輸入されたもので、スーパーの厳重な混入チェックをすり抜けて陳列されてしまった。クモのお腹には卵の入った白い袋も確認された(画像は『Metro 2023年4月13日付「Shopper finds world’s largest venomous spider with egg sac in Tesco bananas」(Picture: Caters News Agency)』のスクリーンショット)

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