スーパーで購入した野菜に虫が混入していたら、ほとんどの人は返品するか捨ててしてしまうだろう。しかし英ロンドン在住でテレビやラジオのパーソナリティとして活躍するサム・ダーラストンさん(Sam Darlaston)は、ブロッコリーに付いてきた7匹の青虫をペットとして育て、その様子をTwitterに投稿し続けた。『Metro』『Insider』などが伝えている。
それは1つのブロッコリーから始まった。サム・ダーラストンさんは6月11日、近所のスーパーマーケット「テスコ(Tesco)」で大好物のブロッコリーを購入した。買ったブロッコリーの一部がグニャリとしていたことから傷んでいると思ったサムさんだったが、その部分が動いていることに気付いた。サムさんは当時のことをこう語っている。
「ブロッコリーは僕の大好物で、今までかなりの量を買ってきたけど、青虫がついていたことなんて一度もなかった。」
「青虫に気付いた時、“こいつをどうすればいいんだ!”が最初のリアクションだったよ。」
サムさんは見つけた青虫が自力で生きていけるのか心配になりグーグルで検索、すると青虫はなんの植物であれその場にいた場所の葉しか食べないことが分かった。サムさんの家の庭にブロッコリー畑があるはずもなく、その時サムさんは青虫をペットとして育て上げることに決めたという。まずサムさんはこのブロッコリーがスペイン産だったことから、この青虫がイギリスでも一般的に見られるモンシロチョウであることを確認し、ウィキペディアで育て方を調べた。
「指示に従って(青虫を入れた)タッパーの上部に紙を張って穴を開けたよ。僕のルームメイトもすごく乗り気で、この青虫には“セドリック(Cedric)”って名前を付けたんだ。2人ともワクワクしながら、同時に不思議な気分だったね」とサムさんは明かしている。
同日にブロッコリーの返金を求めてテスコに向かい、代わりのブロッコリーを購入したサムさんだったが、