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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】車に轢かれた子鹿、救助した男性のペットに(英)<動画あり>

イギリスのウィルトシャー州で、男性に助けられた子鹿が今ではすっかり懐いて男性のペットとして飼われているという。可愛いリアル・バンビの姿を『BBC』や『Express』『Inside Edition』ら複数メディアが伝えた。

ウィルトシャー州マルムズベリーに暮らすジョン・スレーターさん(63歳)は坂道を運転していた時、車に轢かれて横たわっている小型のシカ「キョン(muntjac deer)」を見つけた。すでに死んでいると思ったが近付いてみるとか細い鳴き声をあげ、まだ生きていることが分かった。

動物好きのジョンさんは、生まれてまだ数か月しか経っていないと見られる子鹿を自分の車に乗せ、家に連れて帰った。治療後、子鹿はそのままジョンさんと息子トムさん(24歳)が暮らす家に居着いてしまった。

2匹の犬の他にポニーやリタイヤした競走鳩を飼っているジョンさんは、過去に野生のキツネが家に来た時に餌をやった経験があるようだが、これまで鹿など飼ったことがなくその飼育法を勉強した。“ストロベリー”と名付けられたキョンは現在3歳になり、すっかりジョンさんの家族の一員となっている。

犬用の小さな出入口を器用に使ってジョンさん宅に出入りするストロベリーは、普段はピーチやイチゴなどのフルーツやバラの花びら、緑の葉やタンポポを主食にしているが、時にこっそり犬たちの餌も口にする。またストロベリーは庭にある小さな小屋で寝ているが、寒い時期には毛布を敷いてもらって台所で眠るという。ジョンさん曰く、他のペットらはこの珍入者をさほど気にしていないようだ。彼の4人の孫たちもストロベリーが大好きで、おじいちゃん宅を訪れるのを楽しみにしているそうだ。

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