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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】世界一の長寿犬は30歳超 ギネス史上最高齢にも認定(ポルトガル)<動画あり>

1匹の子犬が生きており、それがボビだったという。

レオネルさんはボビの被毛が茶色だったためそれがカモフラージュとなり、父親が子犬たちを埋める際にボビを見落としたのかもしれないと考えた。生後間もないボビは目が開いておらず、レオネルさんは兄弟たちと一緒にボビの目が開くまで親に隠れて世話をすることにした。それから数週間かけて兄弟で協力してボビを見守っていたが、親にばれてしまい酷く怒られたそうだ。しかしその後、ボビを家族の一員として迎えることとなった。当時のことをレオネルさんは「怒られた甲斐がありましたね」と明かしており、今では自分が守った犬が世界最高齢となったことに誇らしげだった。

「史上最高齢の犬」に認定されたボビ(画像は『Guinness World Records 2023年2月2日付「Oldest dog EVER record broken by 30-year-old Bobi from Portugal」』のスクリーンショット)

ボビはその後、鎖やリードに繋がれることなくレオネルさんの実家の周りにあった森や農地を自由に歩き回って過ごしている。またレオネルさんはボビにドッグフードではなく人間の食べ物を与えていると言い、食べさせる前に水でゆすいで表面についた調味料を取り除いているそうだ。動画ではリゾットのようなものを食べているボビを確認できる。

優しい飼い主に恵まれ穏やかでストレスの少ない環境で育ったことが、ボビの長生きの秘訣かもしれない。しかし老いには抗えず、現在のボビは歩行が困難になり視力も低下しているという。それでもボビは一緒に暮らす猫と遊んだり、寒くなったら暖炉の前で寛いだりと楽しく過ごしているそうだ。

猫と仲良く過ごすボビ(画像は『Guinness World Records 2023年2月2日付「Oldest dog EVER record broken by 30-year-old Bobi from Portugal」』のスクリーンショット)

ちなみに、それ以前にギネス世界記録に認定されていた最高齢の犬は1910年生まれのオーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種の“ブルーイ(Bluey)”で、29歳5か月生きたと記録されている。2016年にはオーストラリアで30歳まで生きた犬について報じられたが、この犬の正確な誕生日は分かっておらず、記録更新とはならなかった。

画像は『Guinness World Records 2023年2月2日付「Oldest dog EVER record broken by 30-year-old Bobi from Portugal」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

リードに繋がれることなくのんびりとした環境で育った(画像は『Guinness World Records 2023年2月2日付「Oldest dog EVER record broken by 30-year-old Bobi from Portugal」』のスクリーンショット)

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