米フロリダ州パームビーチ郡グリーンエイカーズで飼われているオスのチワワ“トビーキース(TobyKeith)”が3月16日、21歳と66日で「存命中の世界最高齢の犬」のギネス認定を受けた。チワワの平均寿命である12~18歳を大きく上回る大記録で、飼い主が長生きの秘訣について語った。
2001年1月9日生まれのオスのチワワ“トビーキース”が先月16日、21歳と66日で「存命中の世界最高齢の犬」に認定された。21歳のチワワは人間では約100歳にあたるそうで、飼い主のジセラ・ショアさん(Gisela Shore)は「トビーキースを自宅に迎えたのは2001年、まだ生後数か月の頃でした」と当時を振り返り、このように続けた。
「動物シェルター『ベギー・アダムス・アニマルレスキュー(Peggy Adams Animal Rescue)』でボランティアをしていた時、ある職員から『老齢のカップルが、これ以上世話をすることができないと子犬を手放そうとしている』と聞きました。私は2人と面会し、“ピーナッツバター(Peanut Butter)”という名前の小さな子犬を紹介してもらいました。そしてその後、名前をトビーキースに変えたのです。」
実はジセラさんが「トビーキースは世界最高齢なのでは?」と意識したのは愛犬が20歳になった時で、「友人や家族は『ワオ!』と驚き、誰もが『私の知る限りでは最高齢』と言っていました。そして記録が正式に認定されると、周りは喜びに沸いていました。私も自然と笑顔がこぼれましたよ」と明かしている。
ただ記録達成に沸いたのは人間だけでなく、トビーキースもお風呂に入り、爪の長さを整え、車でお出かけするなど特別待遇を受けたそう。20年以上を共にする愛犬とジセラさんとの絆は固く、