イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、米誌『People』の表紙を飾る 回顧録は「僕の人生の生々しい記録」

こう続けたのである。

「この本とそこにある真実は、多くの意味で僕自身のメンタルヘルスの旅の続きでもある。良い事や悪い事、そしてその中間にあるすべての事が、僕の人生の生々しい記録なんだ。」

そして「僕はずっと、痛みを目的に変えることを望んできた。だからもし僕の経験を共有することで、誰かの人生に良い変化をもたらすことができるなら、これ以上に満足感を得られることは思いつかないよ」と加えた。

ヘンリー王子とメーガン妃は2020年に王室離脱後、息子アーチー君(3)を連れて米カリフォルニア州に移住した。2021年には、娘リリベットちゃん(1)が誕生。米国での生活にも慣れてきた王子は、最近ようやく自分の声で王室や社会、メディアなどについて自由に発言できるようになったという。

その理由について王子は、「メーガンとの関係が、僕が恐れている多くの事について開眼させてくれた。でなければ、完全に理解することはなかっただろう」と言い、こう続けた。

「メーガンが開眼させてくれた」と語ったヘンリー王子(画像は『People Magazine 2023年1月10日付Instagram』のスクリーンショット)

「自分自身や他人の中にある偏見に気づいたとき、僕達は選択を迫られる。何もせず問題の一部となるか、変化を通して解決策の一部となるか。僕達は構造的人種差別のある世界に住んでいて、誰一人としてその影響から逃れることができないんだ。」

こう語った後、「僕はこの日まで、無意識の偏見を理解して対処するために、重要かつ必要な仕事を行ってきた。それは常に進化するものであり、僕達は立ち上がり、できる限りの声を上げることが大切なんだ。たとえそれが友人や家族、愛する人であったとしても」と加えた。

ポーズを取って写真撮影に挑んだヘンリー王子(画像は『People Magazine 2023年1月10日付Instagram』のスクリーンショット)

ヘンリー王子とメーガン妃は、夫妻が設立した財団「アーチウェル」を通して慈善活動を行う他、多くのチャリティ団体のパトロンを務めている。昨年12月には、社会変革への揺るぎない取り組みを示し、公正、正義、人権の保護と促進に努めた模範的なリーダーを表彰する「リップル・オブ・ホープ賞(Ripple of Hope Award)」を受賞した

画像2~4枚目は『People Magazine 2023年1月10日付Instagram、2023年1月10日付Instagram「Prince Harry has shared more about himself in the past week than he has in the 38 years prior」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

米誌『People』の表紙を飾ったヘンリー王子(画像は『People Magazine 2023年1月10日付Instagram「Prince Harry has shared more about himself in the past week than he has in the 38 years prior」』のスクリーンショット)

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