フランス国王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の死後、最後の公妾となりヴェルサイユ宮廷に仕えたデュ・バリー夫人の物語を描いたものだ。貧しい家に生まれながらも、知性を使って社交界に進出し、国王を夢中にさせた女性だ。デュ・バリー夫人役は、監督を務めたマイウェンが演じている。
米メディア『Deadline』によると、同作の撮影は昨年7月26日から11週間にわたってパリ近郊にあるシャトーやヴェルサイユ宮殿、スタジオなどで行われたという。
現地時間3日には、仏メディア『Première』の公式SNSが同作の新たなプロモーション画像を公開。ジョニーとマイウェンが出演する映画のワンシーンを初披露したのである。
公開したのは、2人が宮殿内のディナーテーブルの前に座り、悲しそうな表情をしたデュ・バリー夫人(マイウェン)が、ルイ15世(ジョニー)の腕を組んで寄り添う場面だ。
この他にも同メディアのInstagramでは、ルイ15世に扮したジョニーがフェザー付きの三角帽を被り、王笏を持って立つ姿や、宮殿内での舞踏会で貴族に囲まれる場面なども公開している。
Netflixは昨年夏に同作のプロジェクトに参加したが、映画の公開日は現在のところ未定という。今年5月にカンヌ国際映画祭でプレミア上映されるとの話題も浮上しており、実現すれば2023年中には公開されるとみられている。
画像2~4枚目は『Premierefr 2023年1月3日付Twitter「Jeanne du Barry」』『Première 2023年1月3日付Instagram「Les premières images de Jeanne du Barry」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)