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writer : flynn

【海外発!Breaking News】ラグビー試合に負けた腹いせか 対戦相手に小銭を投げつけたエリート高生徒に非難続出(南ア)

彼らの間違ったエリート主義の振る舞いは何年も前から続いているとのことだった。ちなみにビショップスの授業料は年間約17万ランド(約140万円)と南アフリカ国内でもずばぬけて高い。一方のワインバーグボーイズは5万ランド(約41万円)と公立では高額な授業料だが、プロスポーツ選手などを輩出している。

ビショップスのトニー・リーラー校長(Tony Reeler)は、『TimesLIVE』の取材に対し「この事件はほとんどの生徒、職員、保護者、当校の卒業生を代表するものではありません。今回の件は少数の生徒が責任を取るべき問題です。内部調査を行い、該当する生徒を処分する方針です。私たちは、長年にわたり良い関係を築いてきた尊敬するワインバーグボーイズの皆さんに心からお詫び申し上げます」と述べている。一方でワインバーグボーイズは「ビショップスからこの事件に対処しているという連絡を受けたので、彼らの対処を信頼し尊重します」とのことだった。

なお南アフリカの非営利団体「Equal Education」のステイシー・ジェイコブス氏(Stacey Jacobs)は「不名誉でとても容認できない」とし、「南アフリカ憲法第9条と第10条で規定されている学習者の平等と尊厳の権利を侵害するもの」と主張した。

今回の件を伝えた『News24』のFacebookには「品格やスポーツマンシップはお金で買えない」「この学校のエリート主義は昔からある」といったコメントや、「この場所に行ってもっとお金を投げてくれと言いたかった」「最近はお金に困っているのね。紙幣を投げることができない」といった皮肉も多数見られた。

ちなみにビショップスは2019年、女性のウォーターポロのコーチが複数の生徒と関係を持ったことが明るみに出て問題になったことがある

画像は『News24 2022年5月25日付「Parents fuming after ‘elitist’ behaviour blights Bishops-Wynberg schools’ rugby match」(PHOTO: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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