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writer : ac

【海外発!Breaking News】40年間同じ場所で同じポーズで5年毎に写真撮影する5人「かけがえのない友」(米)<動画あり>

現在は観光業のウェブサイトを運営している。その左隣のモロニーさんはルイジアナ州ニューオーリンズで写真家として活躍中、真ん中に座るバーニーさんは空軍退役軍人で、現在はカリフォルニア北部で小学校教師をしている。バーニーさんは2019年に左脚の脂肪肉腫(悪性腫瘍)を摘出し、今回の参加は不安視されていたが、元気になって戻ってきた。さらにルーマー=クリアリーさんはシステムエンジニアの仕事を退職しオレゴン州ポートランドに在住、ウォードローさんはオレゴン州ベンドをベースに映画製作や写真家としてのキャリアを積んでいる。

ウォードローさんは「キャビンでの写真撮影はとても楽しみにしているし、この伝統を続けてきて本当に良かったと思っている」と明かし、「この伝統をいつまで続けるのか」という質問に対しては次のように述べた。

「他の誰かが亡くなっても、最後の1人になるまで撮影は続けるよ。もし誰か1人が亡くなったら、その場所を空けておくか、ニックネームが書かれたマグカップを置こうか…なんて話はしているね。誰かが死んでしまうことなんて考えたくはないけどね。そして5人全員がいなくなったら、ディクソンの息子のジミーに誰もいないデッキの写真を撮ってもらおうか…なんてことも考えているよ。」

8回の写真撮影をしてきた5人(画像は『Five Year Photo 2022年1月28日付Instagram「What we will be doing this summer.」』のスクリーンショット)

なお5人のこれまでの写真はドイツの美術館に「友情」をテーマにした作品として展示されたり、コストコ・ホールセールの雑誌にも使われたことがあるそうで、ウォードローさんは最後にこんなメッセージを残している。

「中学、高校、大学、いや人生のどんな時でもいい。もし素晴らしい友達に巡り合ったら、その縁を断ち切らず連絡を取り続けることだ。なんとか友達と会う機会を作ったり、逆に自分のところに来てもらったり、何か伝統を作って維持していくのもいいと思う。これはとても大切なことだよ!」

今年撮影された9回目の写真(画像は『Five Year Photo 2022年6月22日付Instagram「Thank you @fiveyearphoto」』のスクリーンショット)

次の撮影は2027年、ルーマー=クリアリーさんは63歳に、他の4人は64歳になる。5年後、“かけがえのない友”である5人はどんな話をするのだろう。きっと今から楽しみにしているに違いない。

画像は『Five Year Photo 2018年6月13日付Instagram「1982, The first photo.」、2022年1月28日付Instagram「What we will be doing this summer.」、2022年6月22日付Instagram「Thank you @fiveyearphoto」「Testing 1 2 3!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

かけがえのない友(画像は『Five Year Photo 2022年6月22日付Instagram「Testing 1 2 3!」』のスクリーンショット)

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