滅多に表に出てくることがなかったフーディニは、一夜にして全く違った猫になったかのように変身したという。
「退院した日だったわ。フーディニは自宅のソファーにいたエリーのところにやってきて、匂いを嗅いで去っていったの」と話すカイリーさん。その後のフーディニについてこう明かした。
「きっとフーディニは、エリーへの好奇心を抑えることができなかったのでしょうね。それからはエリーを見るためにちょくちょく姿を現すようになったわ。そうしてエリーが起きている時間が長くなると、隠れていることがなくなったの。生後6か月を過ぎた今ではずっと娘のそばにいるのよ。」
実はフーディニ、エリーちゃんが就寝中はベッドの下で横になり、起きて声を上げるとすぐにベッドにジャンプしそばに寄り添うそうで、カイリーさんがおむつを替えるそばでじっとしているそうだ。またエリーちゃんが昼寝中はフーディニも昼寝をし、エリーちゃんの声が聞こえるとすぐ駆け寄りそばを離れないという。
なお子育てに追われるカイリーさんにとって「フーディニはエリーにとって父親のような存在」と言い、このように述べている。
「私が他の部屋で何かをしていて手が離せない時、エリーが起きて泣き出すとフーディニが様子を見に行くのです。そうするとエリーはピタリと泣き止むのですよ。」
「一方のエリーはいつもフーディニのことを目で追っていて、姿が見えなくなると泣き出すのです。」
ただフーディニが興味があるのはエリーちゃんだけで、カイリーさんは「フーディニはエリーのことが大好きですが、私には無関心なんですよ」と笑う。それでも心を閉ざしていた保護猫の変身ぶりをとても喜んでいるそうで、「娘とフーディニが一緒に育ち、生涯のベストフレンドになることを楽しみにしています」と語っている。
画像は『The Metro 2022年3月25日付「Woman’s rescue cat is best friends with her baby: ‘He wants to be around her all the time’」(Picture: Kyleigh Campbell/Caters News)』『The Daily Mail 2022年3月28日付Facebook「Cat becomes best friends with baby girl」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)