エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】又吉直樹、新郎衣装で登場「実家に写真を送りたい」 “理想の結婚”明かし照れ笑い

今年のタイトルは『もう一通の手紙』。昨年依頼されたときも「“2100年の結婚式”というテーマが面白いと思った」というが、今年はその続編にあたる物語で「なかなか難しかったけど、せっかくなのでチャレンジしました」と又吉。昨年のストーリーは2200年の又吉の子孫である小学生の女の子から、2021年の又吉宛に手紙が届く。そこには2100年の結婚式について書かれた作文が同封されていた。今年はその女の子からまた手紙が届くストーリー。このショートストーリーは同展で掲示される(要チケット・入場無料)。

自身が書いたショートストーリーの隣に立つ又吉直樹

このショートストーリーを書くにあたり「結婚をテーマにしているのに独身なので不安になってくる」と悩んだ又吉は、バッタリ会った後輩に2、3分立ち話で「どういうときに結婚して良かったと思う?」と聞いてヒントにしたそうだ。「結婚してその後(結婚は)続いていくものでもあるので、どういうものなのかイメージした」という。

発表会にはZ世代を代表して埼玉女子短期大学の学生が「2100年の結婚」についてプレゼンテーションした。そこでは2100年には結婚式はもっと多様化し自由になるのではないかと推測する一方で、親が子の幸せを願う心は変わらないだろうと述べた。2100年の結婚式が良いものになるためには“これまでの伝統”と“より良くするための変化”の両方が必要なのではないかとまとめた。

発表会にて又吉直樹と桂由美氏(右から2番目)ら

発表会に登壇したファッションデザイナーの桂由美氏は57年前にブライダルの世界に入ったが、当時ウェディングドレスは「非常にワンパターンだった」と振り返る。「今の結婚式はだいぶ個性的になっていると思いますが、まだまだ多様化する可能性はあります」と桂由美氏。又吉直樹は今後の結婚式や披露宴について「新しいものや好きなものを取り入れたり、自由ないろんな形が認められていく。その中に伝統が残っていくとすごく素敵だと思う」と期待を込めた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

発表会にて又吉直樹

1 2