当時のことをこう明かしている。
「長い間独身だった私は、残りの人生を一緒に過ごせる特別な人との出会いを望んでいました。そしてリアに出会った瞬間、この人だと思ったんです。これは運命だと。彼女とはこれまで何度もすれ違ってきましたが、今度こそ逃してはならないと思いました。運命の人はすぐそばにいるのです。」
そして今から約5年前、自身の38歳の誕生日にリアさんにプロポーズしたアンドリューさんは「リアにプロポーズした時、彼女がイエスと言ってくれること以上にこの世で望んでいたことはありませんでした」と語った。
2人の結婚式はパンデミックの影響で何度も延期となったのち、昨年6月に執り行われた。式ではアンドリューさんとリアさんがそれぞれ気に入った曲を流し、28人のゲストが2人の門出を祝福したという。
リアさんの母親スーさん(Sue)は娘の夢が叶ったことを喜び、このように述べた。
「私たち夫婦はリアが生まれた時から兄たちと同じように何でもできるようになってほしいと思っていました。だから恋愛をすることは娘が望んでいたことであり、私たちが常に望んでいたことでした。私は以前からリアが恋愛に憧れている話を聞いてきました。これまで何人かとの出会いはありましたが、上手くいかなかったようで…娘には『運命の人はきっと近くにいるよ』と話していたんです。」
「ずっと特別な人を見つけたいと思っていたリアは、恋愛に縁がない人たちをマッチングする番組『The Undateables』に応募しようと思っていたんですよ。そんな時、娘が自身の経験から立ち上げた学習障害のある人たちを支援する『Positive You(ポジティブ・ユー)』のアート制作プログラムのグループにアンドリューが入ってきたんです。2人は出会った時から本当に仲が良かったのでとても嬉しく思っています。」
そんな夫妻は今年、結婚式に参加できなかった家族や友人など100人以上のゲストを招いて披露宴を行う予定だという。
画像は『The Mirror 2022年3月17日付「EXCLUSIVE: Couple with Down’s syndrome who fell in love at first sight enjoy emotional wedding」(Image: Wes Simpson Photographer)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)