昨年6月、イギリスで暮らすダウン症のカップルが結婚式を挙げた。2人が出会ったのは2013年のことで、お互いに一目惚れだったという。家族の前で最愛の人と誓いの言葉を交わすことが夢だった新婦と、人生を一緒に過ごせる人との出会いを望んでいた新郎。そんな2人が婚約したのは今から5年ほど前だが、パンデミックの影響により何度も式は延期され、昨年ようやく執り行うことができた。そんな夫妻は今年、結婚式に参加できなかった家族や友人らを招いて披露宴を行う予定という。『The Mirror』が伝えた。
英チェシャー州ランコーンに住むダウン症のカップル、アンドリュー・テイラー・ジョーンズさん(Andrew Taylor Jones、43)と妻のリアさん(Leah、39)は昨年6月、デアズベリーのオール・セインツ教会(All Saints Church)で挙式した。
過去には同じジムに通い、体操の大会に参加したりと何度もすれ違っていたこともあった2人だが、実際に出会い、お互いが運命の相手だと気づいたのは2013年のことだったという。
リアさんはアンドリューさんとの出会いをこのように振り返った。
「若い頃は少し恥ずかしがり屋だった私ですが、家族の前で最愛の人と結婚式を挙げるのが夢でした。アンドリューに出会った時、私はすぐに彼のことが好きになりました。いわゆる一目惚れですね。友人にも彼はとても素敵で私の運命の人だと伝えましたから。初めてデートに誘われた時は、少し考える時間が欲しかったので断りましたが、もう一度誘われた時にはイエスと答えました。愛する人との出会いは最高で、私は親友でもある彼と一緒に年を取りたいと思いました。」
一方のアンドリューさんも彼女に一目惚れだったそうで、