今年11月、イギリス在住のある女性が末期がんで余命わずかと告げられ、その1週間後に夢だった結婚式を挙げた。愛する人たちに囲まれ「人生で最高の日だった」という彼女は現在、息子が18歳を迎える来年3月の誕生日までは何とか生き延びたいと切望している。『MyLondon』『The Mirror』などが伝えた。
英ロンドン北部トッテナムに暮らすヘイリー・アダムスさん(Hayley Adam、38)は11月11日、末期の肺がんと診断された。
診断結果を聞いたパートナーのスティーブ・マネンさん(Steve Manen、40)はその場でプロポーズし、それから1週間後の11月18日にヘイリーさんの夢だったという結婚式を挙げた。
9年前にスティーブさんと出会うまではシングルマザーとして息子のジャックさん(Jack、17)を育ててきたヘイリーさんは現在、ジャックさんが18歳を迎える来年3月の誕生日までは生き延びたいと切望している。
そんなヘイリーさんは病気が発覚した日のことをこのように振り返った。
「2016年に母の腎臓ドナーになるために必要な検査を受けたら、肺にしこりが見つかって様子をみることになったんです。それから3年後、右肺にあったしこりに変化があって生体検査を受けましたが結果は良性でした。でも今年8月に受けた内視鏡検査の後、ずっと咳が続いて息苦しくて、骨が痛むようになったんです。何度も医師の診察を受けましたがある日、吐血して救急病院に運ばれて。そこで再度CTスキャン検査を受けたら、しこりががん化していたのです。しかも骨に転移していて、末期の状態であることが告げられました。本当にショックでした。」
ヘイリーさんと一緒にいられる時間が残りわずかと知ったスティーブさんはその場でプロポーズをしたというが、