警察が「外のゴミ収集箱に捨てたらどうなるのか分かっていたのか？」と尋ねると沈黙を貫いたという。警察はアレクシスが赤ちゃんが死んでしまうことを承知のうえで遺棄したとみて10日、殺人未遂と児童虐待の容疑で逮捕した。

アレクシスの母マーサさん（Martha）は「娘が太ったことは認識していたが、妊娠していることには全く気付いていなかった」と語っており、アレクシスは「赤ちゃんの父親は1年半交際して昨年8月に別れた元カレ」と明かしているという。マーサさんによると、元カレは昨年6月頃に娘を殴ったことから家への出入りを禁止していたそうだ。

ちなみに米国保健福祉省（HHS）によると、米国50州全てで病院や消防署、警察署などに赤ちゃんを匿名で託すことができる「セーフヘイヴン法（safe haven law）」が施行されているそうで、監視カメラの映像を提供した店のオーナーは次のように語り、ショックを露わにした。

「赤ちゃんをゴミ箱に捨てるなんて、夜も眠れないよ。こんなことをするなんて信じられない。誰がやったのかは知らないが、悪魔だね。ほんとうに何と言ったらいいのか、言葉がないよ。」

またこのニュースには「母親はこのことを一生後悔するだろうね」「なぜこんなことができるのか。信じられない」「赤ちゃんが死んでしまうのを分かっていたのでしょう。残酷としか言えない」「なぜ赤ちゃんポストを利用しなかったのか」「赤ちゃんの声を聞いた人がいて良かった」「赤ちゃんが元気に育ってくれることを祈る」「温かい家庭に引き取られるといいね」といったコメントがあがっている。

アレクシスは現在、約115万円（1万ドル）の保釈金を支払い釈放されているが、有罪となれば最長で懲役15年の刑に服すことになるという。

画像は『New York Post　2022年1月10日付「Shocking footage shows teen mom tossing newborn into dumpster in New Mexico」（NBC / KOB-TV）（AP）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）