後上翔太は着付けの際の小物に便利なワンタッチの物があることに感心していた。
また「小田井さん似合うね」と周りから褒められた小田井涼平は、映画コメンテーターでタレントのLiLiCoの夫でもあるが「うちの奥さんがスウェーデン人なんですけど、僕よりもはるかに着物を着るんですね。日本人以外の人の方が日本の伝統文化を引き継いでくれている感じがするので、今日を機に僕も和服男子になりたいなと思います」と宣言した。
オーディションにはシンガーソングライターやソプラノ歌手、YouTuberシンガーから人前で歌うのが初めての人まで、ソロをはじめギターの弾き語りやコーラスグループ、バンドなどさまざまなスタイルで8組が出場した。酒井は「みんな歌うまいし、あの短い時間で思いを伝えるのはすごい」と感嘆し、前日の『M-1グランプリ2021』で優勝したお笑いコンビ・錦鯉に絡めて「昨日の錦鯉さんに全員続いて欲しいですけど」と口にした。
また純烈の他に『きもののうた』の作曲者である「D.W.ニコルズ」のわたなべだいすけも審査員を務めた。わたなべは「30分かからないうちにできた」と同曲の制作裏話を語り、ツアーで地方を訪れたときに居酒屋で『きもののうた』を歌い「あれ僕が作ったんですよ」と言ったら分かってもらえたというエビソードを披露した。それと同様に曲は知っているが、作曲者が誰か知らない人に向けて今回自分が作ったと伝えることができたと喜んだ。
賞金総額300万円の同オーディションの優勝には、高校生と大学生を中心に構成された男女のアカペラボーカルグループ「PLUS Unison.」が輝いた。審査員特別賞も受賞した彼らにはCMの出演権も贈呈された。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)