エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】叶姉妹“文学”を語る 『ハムレット』の名言をバッサリ、太宰治に親近感も「わたくしはああいう風にならない」

恭子は「うん、そうなのよ~」と自覚していた。

ちなみに舞台『ハムレット』を演出してきた蜷川幸雄さん(2016年5月逝去、享年80)はよく「小栗はハムレットをやるべき俳優だ」と話していた。小栗旬主演による映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019年公開)はフィクションを交えながら太宰の女性遍歴を描いたものだ。文豪・太宰治は『ハムレット』をパロディーにした小説『新ハムレット』(1941年)を書いているだけに縁を感じる。

「お聞きします!」でナレーターが「太宰治のイメージをどうぞ」と振ったところ、「すごく親近感がある」と恭子。美香も「そうですよね」と共感しており、太宰の女性への接し方が“恭子お姉様”の雰囲気に近いそうだ。しかし恭子が「でももうちょっと誠実だと思うけど」と異を唱えるので「お姉様より相当ましだと思います」と本音がポロリ。太宰は気にかけている女性の様子をちゃんと見に行くようなところがあって、そこが恭子と違うらしい。当の恭子も太宰のことを「天才だけどちゃんとしているところはちゃんとしてるもんね」と評しており、美香の指摘に納得したようであった。さらに美香が太宰について「本能のまま自由に生きたけれど、人間の部分が出たから最後はああなった」と入水心中をほのめかしたところ、恭子が「たぶん、わたくしはああいう風にならないと思う」と返したので「そう思います」とうなずいていた。

“美の権化”叶姉妹『VOCE』に降臨(画像は『叶姉妹 kanosisters 2021年12月22日付Instagram「VOCE」』のスクリーンショット)

そんな叶恭子はかつてブログで「わたくしの愛のかたちは、日本ではとても特殊とされておりますが…」とポリアモリー(複数愛)について持論を述べており、それぞれが“合意の上”で交際するライフスタイルを「浮気でも不倫でも二股でもない。むしろ誠実で正直な複数恋愛」だという。恭子が「グッドルッキング・ガイ」と呼ぶ取り巻きの男性たちともそのような関係性なのだろうか。

このたび「お聞きします!」で「結婚の条件ってありますか?」と問われた恭子は、「結婚をしないので」と前置きして「もし結婚するならば」と条件を挙げた。理想は財力と人柄なのだが「昔のように財力があって、なおかつ(人格者として)絶対的にカッコいい方は少なくなった」そうだ。財力にしてもすぐに使い切ってしまっては申し訳ないので「めまいがするくらい」必要だという。一方で美香が基本的に「浮気をしない」ことが条件だと話したところ、恭子に「薄っぺらいわね、表面的でぺらっぺら」とあざ笑われるも「これは重いことですよ。絶対に難しいことだと思う」と反論。「難しいし、ないしねそんなの」、「あると思います」、「ないから。ぺらっぺらな感じ」と応酬しあって互いに譲らなかった。

画像は『叶姉妹 kanosisters 2020年4月5日付Instagram「医療従事者の方々に」、2021年12月22日付Instagram「VOCE」、2020年2月24日付Instagram「私達の愛する大切な皆さん、ごきげんいかがでしょうか」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

“ゴールド”に包まれた叶姉妹(画像は『叶姉妹 kanosisters 2020年2月24日付Instagram「私達の愛する大切な皆さん、ごきげんいかがでしょうか」』のスクリーンショット)

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