発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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ベンジャミン氏は「刻印がないのは、イエローゴールドの本体がインドで作られたものだからだ」と説明した。
さらにベンジャミン氏は、中心にあるグレーがかった石をサーマルテスターで調べ、「これは間違いなくダイヤモンド。カットの仕方が非常にユニークだが、ムガル帝国時代にはよく見られたものだ」と明かし、「外側の赤い石はルビーである」と驚きの発言を続けた。
なおイギリスは、16世紀から19世紀半ばまでインドの広い地域を支配したムガル帝国が衰退後、インドを植民地化していった。指輪はそんな歴史に翻弄され、海を渡ったのだろうか。ベンジャミン氏は鑑定後、こんなコメントを述べている。
「この指輪はタージ・マハルの近くで発見され、200年後にイギリスのリサイクルショップに並べられた…。28年間もこの番組をしているけど、こんなケースは初めてだよ。」
そして150円の指輪に30万円もの価値があり、その背後に壮大な歴史を秘めていたことを知った女性は「これまでは箪笥の肥やしになっていたけど、これからは指輪をはめることにするわ!」と笑顔を見せていた。
ちなみに希少な発見といえば、2016年にフィリピンで見つかったモンスター真珠だろう。真珠は34キロと世界最大で、その価値100億円と話題になった。
画像は『The Mirror 2021年12月12日付「Antiques Roadshow guest speechless as rare diamond ring bought for £1 soars in value」(Image: BBC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)