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writer : ac

【海外発!Breaking News】イエメンの漁師、クジラの死骸から約1億6500万円の「龍涎香」発見で生活が一変<動画あり>

イエメンの貧しい港町に暮らす漁師らが2月中旬、アデン湾を漂流していたマッコウクジラの死骸から希少な「龍涎香(りゅうぜんこう)」を発見した。“海に浮かぶ金塊”と呼ばれるその石の価値は約1億6500万円(約150万ドル)にも及び、漁師らは一夜にして大金持ちになった。漁師のインタビューを交えて『BBC』『Mirror』などが伝えている。

イエメン南部で2月13日、アデン湾に漂流していたマッコウクジラの死骸から“アンバーグリス”と呼ばれる「龍涎香」が発見された。死骸の引き上げにあたったのは37人(一部報道では35人とも)の漁師たちで、その日の朝に近隣のセエラ(Seriah)という町に住む漁師から「30キロ沖のところでマッコウクジラを見つけた。もしかしたら龍涎香があるかもしれない」と連絡を受けたという。

海に向かった漁師の1人は「死骸に近づくにつれて、強烈な臭いが鼻を突き、きっとこれは何かあるに違いないと思った」と当時を振り返り、最終的には9つのボートの協力を仰ぎ、総勢100人以上が岸までの牽引や引き上げに関わったことを明かした。

引き上げられたマッコウクジラの死骸(画像は『The Sun 2021年6月1日付「FLOATING TREASURE Yemeni fishermen find $1.5m of rare ‘ambergris’ in the belly of a floating sperm whale carcass」(Credit: BBC)』のスクリーンショット)

こうして腹部からは、約127キロの「龍涎香」が見つかり、アラブ首長国連邦の貿易商が1キロ約131万円(45000サウジアラビア・リヤル)、計約1億6500万円(約150万ドル)で買い取ったという。

黒いネバネバした龍涎香が見つかる(画像は『The Sun 2021年6月1日付「FLOATING TREASURE Yemeni fishermen find $1.5m of rare ‘ambergris’ in the belly of a floating sperm whale carcass」(Credit: BBC)』のスクリーンショット)

国際連合(UN)によると、内戦が始まって6年になるイエメンでは人口の80%がなんらかの食糧援助を必要としている状態で、

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