イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】『ストレンジャー・シングス』イレブン役女優、執拗に動画撮影迫るファンの行動に涙で訴え

「私も一人の人間なのよ。」

と撮影を止めるよう懇願。するとその女の子はこともあろうに、

「ってことは、人間は撮影しちゃいけないってこと?」

と揚げ足を取ってきたという。「そういう意味で言ったんじゃない」とわざわざ説明しなければならなかったミリーは、この一連のやりとりにひどく心が傷ついてしまったようで、

「境界線を無理やり越えようとする人を見ると、腹立たしい気持ちになるわ。みんな、もう少しリスペクトしてくれればいいのに。」

と涙ながらに訴えるのだった。ミリーは自分には人々の撮影依頼に応じる義務はないこと、撮影に応じたくなければその気持ちは尊重されるべきであること、さらにはそんな自分をわざわざ正当化する必要もないはず―と自身の見解を涙声で明かした。そしてファンに向けて、

「誰であっても、どんな職業であったとしても、相手にはもっと敬意を持って接するべきだわ。それがマナーってものだから。」

と述べ、配慮に欠けた行動は慎むべきであることを訴えた。

いくら世間から“A級セレブ”と崇められても、ミリーはまだ若干16歳。今回のような無礼なファンに不快な気持ちにさせられ、取り乱してしまうのも無理もない話であろう。カメラの前に立って演技をするのが仕事だからといって、プライベートで突然一般人からカメラを向けられるのが好きなセレブなどいないはず。ジャスティン・ビーバーエド・シーランはかつて、写真を撮られまくることを「まるで動物園にいる動物のような気分」と形容していたが、誰もがスマートフォンで気軽に写真や動画を撮影・共有できてしまう時代だからこそ、人々はマナーやリスペクト、プライバシーの尊重といったキーワードを忘れるべきではないだろう。今回のミリー・ボビー・ブラウンによる訴えが、個々の判断や常識に委ねられている曖昧な“境界線”について、人々がいま一度立ち止まり、考え直す機会に繋がっていることを願わずにはいられない。

画像2枚目は『mills 2020年7月16日付Instagram「happy 4 year anniversary @strangerthingstv」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

4年目を迎えた『ストレンジャー・シングス 未知の世界』左から3人目がミリー・ボビー・ブラウン(画像は『mills 2020年7月16日付Instagram「happy 4 year anniversary @strangerthingstv」』のスクリーンショット)

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