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writer : ac

【海外発!Breaking News】まるで心肺蘇生法! 木から落ちたメスの口を覆うオスのサル(ボツワナ)

このサルの行動を「毛づくろいである」とし、次のように分析した。

「きっとあれは、オスがメスの注意を引きたかったんだと思うよ。」

「サルの群れには順位性があり、人間社会のように社会的コミュニティが存在するんだ。そしてサル同士が強い絆を作るには、毛づくろいが欠かせない。たとえば『あなたが私の背中をかいてくれたから、今度は私があなたの背中をかいてあげるよ』といった仲間同士の関係がね。」

「そしてさらに一歩進むと、怪我をした群れの仲間の傷をキレイにしてあげたり、健気に介抱してやったりするんだ。」

「ただあの写真に関して言えば、『ああやって近づくことで、オスがメスに自分をアピールしたかったんじゃないか』と思っている。あくまでも私の見解だけどね。いずれにしてもとてもキュートな行為であることには変わらないね。」

毛づくろいをするサル(画像は『The Sun 2020年11月10日付「MONKEY BUSINESS Monkey appears to give mouth-to-mouth resuscitation to stricken female - but it’s just a grooming ritual」(Credit: Solent News)』のスクリーンショット)

なお専門家がニホンザルを研究した結果では、毛づくろいはシラミ駆除のほかに不安が和らぐリラックス効果があることが分かったという。『The Sun』によると、写真のサルは開けた草原やサバンナ地帯に生息しているベルベットモンキーだというが、ウィリアムさんは「毛づくろいとはいえ、ドラマチックだったね。あんな光景を撮影できて感激しているよ」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

ちなみにサルといえば今年3月、観光客が減ったタイでサルが1本のバナナを巡り狂乱する姿が動画で撮影されていた。また昨年8月には中国で、動物園のサルが尖った石を使って園舎のガラスを割ろうとする姿が捉えられていた

画像は『The Sun 2020年11月10日付「MONKEY BUSINESS Monkey appears to give mouth-to-mouth resuscitation to stricken female – but it’s just a grooming ritual」(Credit: Solent News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

毛づくろいにより不安が和らぐという(画像は『The Sun 2020年11月10日付「MONKEY BUSINESS Monkey appears to give mouth-to-mouth resuscitation to stricken female - but it’s just a grooming ritual」(Credit: Solent News)』のスクリーンショット)

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