終盤で飽きてしまったアーチーくんは別の本を取り出す始末。
「まずはこの本を終わらせましょう。そっちの本はそのあとね。」
と優しくうながすメーガン妃を横目に、アーチーくんは本をわざと床に落とす。メーガン妃は「あらら」と言いながら拾った本を隠すのだが、アーチーくんはそれを素早くつかみ、再度床に落とすのであった。息子のやんちゃぶりに振り回されるメーガン妃と、我が道を行くアーチーくん。1歳児への読み聞かせの「あるある」を映したこの風景には、撮影中のヘンリー王子も思わず笑いがこみ上げてしまったようだ。
その後なんとか『アヒルだってば! ウサギでしょ!』を読み終えると、ヘンリー王子はアーチーくんに向かい
「イェイ、ジ・エンド! ブラボー」
と声を張り上げて、その場を盛り上げた。メーガン妃もハグやキスでアーチーくんとスキンシップを図りながら、読み聞かせの終わりをガッツポーズで祝福、バースデーボーイのアーチーくんも動画の終わりで「ダダダダダダ」とキュートなおしゃべりを披露した。
この読み聞かせ動画は、新型コロナウイルスの影響を受けた子ども達を救うために女優ジェニファー・ガーナーとエイミー・アダムスによって始められた「セーブ・ウィズ・ストーリーズ」キャンペーンの一環で、これまで多数のセレブ達が読み聞かせを披露している。「セーブ・ザ・チルドレン UK」のInstagramには
「メーガンことサセックス公爵夫人が(ハリーことサセックス公爵は撮影を担当)アーチーくんの1歳の誕生日に『Duck! Rabbit!』の読み聞かせを披露。アーチーくん、お誕生日おめでとう!」
とメッセージが綴られているほか、多くの子ども達が食糧や学習手段を緊急に必要としていることに言及し、人々に「セーブ・ウィズ・ストーリーズ」を通じた寄付を呼びかけている。
「セーブ・ザ・チルドレン UK」には、この動画を視聴した多くの人々から
「さっそく寄付したよ」
「アーチーくんが可愛すぎて、寄付せずにいられない」
といったコメントが殺到しており、
「『Duck! Rabbit!』もアマゾンでオーダーした」
との声も多く、こんな場面でも“メーガン効果”“アーチー効果”が大いに発揮されているようだ。
1歳児との読み聞かせに奮闘するメーガン妃のリアルな子育て風景や、ますますヘンリー王子に似てきたアーチーくんのやんちゃぶりが見られる約3分間の動画は、閉塞感の漂う暗く沈みがちな人々の日常に笑顔を届けたことは間違いないだろう。
画像は『Save The Children UK 2020年5月6日付Instagram「Meghan, The Duchess of Sussex reads “Duck! Rabbit!” for Archie’s birthday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)