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writer : ac

【海外発!Breaking News】闘犬ピットブルの改良犬に首を狙われ34歳男性死亡 攻撃的な本能にスイッチか(英)

イギリスで2022年8月、闘犬だったアメリカン・ピット・ブル・テリアを改良して作出された「アメリカンブリーXL」を散歩中だった男性が、公園で襲われ死亡した。このたびポーツマス裁判所で死因審問が行われ、事故の詳細が明らかになった。英ネットメディア『The Mirror』などが伝えた。

英ハンプシャー南東部フェアラムにある公園で昨年8月10日、イアン・サイムさん(Ian Symes、34)が、友人が所有する「アメリカンブリーXL」の“コング(Kong)”に襲われ、頸部の怪我が致命傷となり死亡した。

「アメリカンブリー」とは闘犬だったアメリカン・ピット・ブル・テリア(ピットブル)を様々なブルドッグ種らと交配させ、家庭犬用に穏やかな性格に改良した犬種で、筋肉質で力強い体つきが特徴だ。改良が始まったのは1980年代と歴史は浅く、アメリカンブリー・ケネル・クラブ(ABKC)によると、「アメリカンブリーXL」はオスの体高が51~57センチ、メスが48~54センチの個体を指すという。

イアンさんは身長177.8センチ、体重50キロと細身だったが、コングは体重52キロでイアンさんよりも重く、後ろ足で立つと人の顔の高さに達するほど大きな犬だった。ただイアンさんは以前、ロットワイラーを飼っていたことがあり大型犬には慣れていたそうで、事故があった当日は、隣人で友人のカラム・ジョーンズさん(Callum Jones)に頼まれ、ポール・ケルティーさん(Paul Keltie)と一緒にコングの世話を引き受けた。

しかしカラムさんがコングを購入したのは事故が起きる前日で、写真共有アプリ「スナップチャット」を通して約10万6千円(650ポンド)を支払ったものの、マイクロチップの情報やワクチン接種証明書などを記載した書類でさえ受け取っていなかった。また購入先は一定の居住地を持たない移動民族「トラベラーズ」と呼ばれる人で、引き取りに行った際、コングは狭いケージに閉じ込められていたそうだ。

カラムさんはコングの第一印象を「穏やかで優しそうな犬だった。ただ想像していたよりも大きく驚いた」と話しており、2人に預ける前に「力が強い犬なので一人では散歩に行かないように」と警告していたという。

このたび行われた死因審問では、

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