タイのブロガーで教師の女が今月7日、フォロワー数40万人超のYouTubeでコウモリをまるごと調理したスープを食べる姿を披露したところ「あまりにも危険な行為」と非難が殺到した。コウモリはタイで保護種に指定されており、女は3日後に当局に逮捕されている。『The Daily Star』などが伝えた。
タイ東北部サコンナコーン県に住む女教師、フォンチャノック・スリサナクルア(Phonchanok Srisunaklua)が7日、「辛くて美味しいものを食べること」を意味するYouTubeチャンネル「Gin Zap Bep Nua Nua」で、小型のアジアコイエローハウスコウモリ(Lesser Asiatic Yellow Bat)を食べる様子を投稿したところ、抗議の声が殺到した。
動画では、ミニトマトが散りばめられた茶色のスープの中にコウモリ数匹が丸ごと浮いており、フォンチャノックはそれを手でちぎり、辛いソースに付けながら「美味しいわ」「コウモリには歯があるの」などと言って口に運んでいく。
動画は1分40秒ほどで、フォンチャノックはコウモリの翼の両端を持ってカメラの前に晒してみたり、骨を音を立てて食べ「コウモリの骨は柔らかいのよ」と満足そうな笑顔を見せている。
フォンチャノックは「調理したコウモリはタイ北部、ラオスの国境沿いのマーケットで購入した」と明かしており、